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2021年9月17日

メインイメージのデザインがむずかしい理由

こんにちは。
デザインチームの U です。

コロナ禍でおうち時間が増えた昨今、

買い物だったり
お気に入りの店を探したり

パソコンやスマートフォンで、WEBサイトを目にする機会が増えましたよね。

そんなWEBサイトで、一番最初に目に入るのがメインイメージ。

写真1枚で表現されたシンプルなデザインや
複雑な動きをした未来的なデザインなど
メインイメージも様々ですよね。

今回は、そんなお店の看板とも言える
メインイメージのデザインがむずかしい理由
について書いていきたいと思います。

メインイメージの役割

ショッピングモールや路面店など、街に点在する実店舗では

・店舗設計
・商品が並ぶディスプレイ
・働く店員さんの恰好や接客
・照明の明るさ
・流れる音楽
・訪れるお客さんの姿
など

様々な判断材料から
どういったお店かを見て取れますよね。

WEBサイトはネット上の店舗ではありますが、
店員さんの接客姿勢や訪れるお客さんの姿といった、実際に訪れた時の空気感を体験できないので、
実店舗に比べるとお店のコンセプトを伝える難易度は非常に高いです。

ページの印象は1秒足らずで決まる

皆さんの中でも、WEBサイトを開いて、すぐに前のページに戻った経験はありませんか?

人間はまず視覚情報の良し悪しを判断するので、ほんの1秒足らずでお店の印象が決まってしまいます。

そして、WEBサイトを訪れて最初に表示されるのが、メインイメージです。
一目見ただけで入店するかを判断されてしまうくらい、めちゃくちゃ重要な役割なんですね。

つまり、メインイメージだけでお店の情報を伝えきる必要があるんです。

一言で言い表す

それでは、どうやってメインイメージで情報を伝えきるかですが、
まず前提として、メインイメージはWEBサイトのすべてを表現したものである必要があります。

そのために、まずはヒアリングを重ねて情報をかき集めます。
情報に優先順位をつけ整理・深掘りしていき、表現すべきことを言語化します。

言語化することで生まれた一言
これがキャッチコピーとなり、お店を表現する芯の表現になります。

このキャッチコピーを元に、メインイメージのデザインに落とし込んでいくんですね。

キャッチコピーが決まれば、表現する要素も自然と固まるので、
一つ一つが意味のある要素で構成された、最善のデザインとなります。

手を動かすのではなく頭の中で作る事。

この作るフェーズで重要なのが、手を動かすのではなく頭の中で作る事。

情報整理ができていれば、自然と頭の中で作ることができますが、
言語化できていないと手を動かしながら作る事となり、
意味をなさない成立しないデザインができてしまいます。

必ず

・情報を整理し、言語化する。
・そのうえで頭の中で作り、デザインに落とし込む。

という事が重要です。

だから難易度が高い

これまで書いてきた通り、メインイメージはお店のすべてを集約したものです。

シンプルに見えるメインイメージでも
情報を集めて
整理して
削ぎ落して、削ぎ落して、削ぎ落して
すごいパワーと時間を使って作られています。

だから難易度がめちゃくちゃ高いんです。

はじめて作るときは失敗もしてしまいますが、難しいのだから当たり前です。

言われた事を作業的にやるのではなく
意図を考えてすべて説明できるデザインを創っていく

そこを理解しながら制作すると今後の制作に活きるはずなので、
しっかりと考えながら作って行きましょう。

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