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スタッフブログ

2021年3月18日

達成感は大きく、ストレスは最小限に

こんにちは。
総務チームのSです。

シナジーデザインでは毎月代表とのランチミーティングの制度があり、
通常のミーティングほど堅くない
半分仕事・半分ランチのような雰囲気で外で食事する機会を設けていただいています。
 
 
主に、自分で処理できず無意識に蓄積しているストレスが
大きくなって爆発する前に、代表が芽を摘んで、解消してくれています。

今回は、ランチミーティングで助言いただいた内容を
一部ブログにまとめてみようと思います。
 

最初の質問は毎月同じ「ストレス値は何%?」

ランチミーティングで最初に必ず質問されるのが、
毎回全員同じ「今パッと頭に浮かぶのストレス値は何%ぐらい?」です。

「今週は時間がなくて焦っていますが、
具体的に苦しい仕事はなくて、低めの40点ぐらい」と答えました。
 
 
入社して4年半経つので
大体のタスクは一度経験しているものになっていて、
「出来るかどうか不安」と感じるものはだんだん少なくなっているはずなので
あえて少しストレスを感じてプレッシャーを与えてるみたいなイメージかも。
だとしたらいいバランスかもしれません。
 
 
また、「もしこの先結婚や出産をしても、仕事を続けたいと思う?」という質問を受け
「要領が悪いのでこのままフルタイムで両立する自信がありません」と答えました。

これも本音ですが、本質的なところで言うと
仕事は誰かのストレス処理の代行なので、
4年半ストレス処理をし続けると疲れた、ちょっと休みたいと思うのも自然。

今は、一つ一つの仕事がどうこうではなく
自分でも気付かないような細かいストレスが溜まってきて、
「ストレス値は低いです」と言いながらも節々に現れているようです。
 
 
そういった些細な言動や変化を
代表が汲み取ってくれて、とてもありがたいですよね。
 
 
制作チームやマーケティングチームのように
クオリティや納期、数字などの責任に追われているわけではないのに、
気付かないうちに蓄積されているストレスの原因とは、どんなものでしょうか?
 

仮説1. 達成感が少なくなっている

何かを達成した時は
ドーパミンという報酬型のホルモンが出ると言われていますが、
新しい仕事ほど難易度が高い=終われば達成感も大きい=ドーパミンがたくさん出やすい
という仕組みになりますよね。

逆に、慣れてきたり
工夫して簡単に出来るようになった仕事は、楽になった反面
ドーパミン量は少なく達成感は得にくい。

今はその状態だと考えると、ある程度納得しやすいです。
 
 
これは会社の体質によって起きるシナジーデザイン特有の問題ではなく、
同じ仕事を長く続けている人が皆感じるストレスです。

私だけではなく、この先皆順番に感じていく問題。
なので解消できれば別のメンバーの
将来的なストレスの山場を1つ抑えられることに繋がります。
 
 
でも、人間は慣れることで新しい刺激を求めて発展してきた生き物なので
ドーパミンという脳の仕組みの問題は避けることができません。

せっかく望み通りストレスが少ない状態で仕事がこなせるようになったのに、
逆に飽きて達成感がなくなり、
それが原因で仕事を辞める人も結構いる。やっかいな問題です。
 
 
同じ仕組みを続けると
達成感やドーパミンが減っていくことが仕方ないのであれば、
ではどうやって解消していけば良いでしょうか?
 

仮説2.ドーパミンが出る仕事を選ぶ?

ドーパミンが不足しているのであれば、
ドーパミンが出やすい難易度の高い仕事、
たとえばやったことのない多少無茶ぶりの仕事を選んでクリアできれば、
一時的に応急処置にはなるかもしれません。

ですが、失敗するリスクも上がるため
ドーパミンよりストレス量が多くなってしまう可能性が高くなります。
 
 
また、短期的に負荷の高い仕事が都合よくあれば良いですが
長期的な仕事になってしまうと、
ストレスアウトの状態になってしまう。

慣れたルーティンワークをしながら
時々プロジェクト単位で新しいタスクにチャレンジする、という
バランスを保つのは難しそうですね。
 

仮説3. 今やっている仕事でドーパミンを出す

もう一つは、
自分のやっている仕事が周りに承認されているかどうかが分かりにくい
という点です。

自分の仕事を把握してくれている、
または褒められて嬉しい存在である上司が忙しい状態でも、
チーム内やチーム外のメンバー同士で
しっかりと承認しあえるようになるには、数値化が必要です。
 
 
特に小さな会社だと数値化されない仕事が多くなるので、
貢献度合いを数値でしっかり計り評価できる仕組みにしていく必要があります。

今までも、社内でいろいろと数値化し改善してきました。
 
 
・タスクを1週間ごとで区切り、難易度に応じてポイントを割り振り
 各自のアウトプット量を明確にする試み。

・無意識に定着している悪い企業文化を撤廃するための話しかけプロジェクト。

・自分の時間価値や評価が一目で分かる等級表の導入。
 
 
今社内で使っているタスク記録ツールの「タスクタイマー(ログとる)」も
評価機能や、各自のタスクがどの程度売上に貢献したのか明確になる機能などを
付けてもらう予定です。
 
 
これらによって、他者からの承認だけでなく
自分自身でも自分を客観的に見て、
わざわざ上司に褒めて貰わなくても達成感を味わえるようになります。
 

まとめ

無理に仕事を変えてドーパミンを出すのではなく、
長期的に通用する”数値化”で
ずっと続けている仕事に対しても達成感が得られる仕組みにする。
 
 
また、達成したことを報告したり喜ぶ時には
“ノルマが終わって良かった” だけではなく “やった~終わった~!”というような
少し軽めの喜びの気持ちを添えてもいいでしょう。

そうすることで
微量でもドーパミンが出れば、
お互い大切に拾っていって、気持ちよく褒め合える会社にしていきたいです。

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