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2021年3月12日

デザインと情報整理

こんにちは。
デザインチームのUです。

今日は
デザインの情報整理・言語化
について書いていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

デザインにはすべて意図がある

デザインの感想を求められた際に

直感的に

かっこいい!
かわいい!

という感想が浮かぶことがあると思います。

直感的にそう感じられるデザインには
しっかりと理由があるわけです。

巷にあふれている

格好良いポスターにも
可愛いフライヤーにも
ゴチャゴチャしてる情報広告にも
高そうなショップのパンフレットにも

デザインにはすべて意図があります。

・要素の順番
・使用するフォント
・文字のサイズ・ジャンプ率
・配色
・余白
・使用する写真やイラスト
・情報量
・発信する媒体
などなど…

すべて計算されているんですね。

デザイナーであれば

かっこいい
かわいい

の先にある
何故そう見えるのか

言語化を行える必要があります。

大切なのは情報整理

デザインのどこが良いのか
を言語化するためには

知識や経験は勿論ですが、
情報整理 が大切です。

例えば
線を2本引っ張っただけの
ソフトバンクのシンプルなロゴ。

誰でも作れそうなデザインですが、
この中にめちゃくちゃ情報が詰まっています。

膨大な情報から
目的を達成するための最大効果が出る解決策
整理して作り上げているんですね。

情報整理せず形から作ってしまうと
見た目だけが整えられた
まったく効果のでない不成立なものが出来上がってしまいます。

コンセプトに集約する

ロゴのケースを書きましたので、
そのまま例として続けます。

ロゴ制作すると
実際にお客様にプレゼンを行います。

そこで
重要なのがコンセプト

こういうコンセプトで作られており
ここのシェイプはこういう意図で
余白はこういう意図で
フォントは・・・配色は・・・
こういう意図で・・・


すべて書きだして、情報の整理をして
一番意図が伝わる洗練された文章を成型していきます。

言い回しひとつで伝わり方が変わるので
細心の注意を払う必要があります。

とはいえ
いざ書き出すとなっても、
最初はとてもむずかしい。

そこで、僕の場合は
インプットの一環として
まずはプロのデザインがどういう意図で作られているかの解説
ひたすら読んでみる、というのを実践していました。

そして、
まずは見よう見まねで
自分の制作物について
コンセプトや意図を書き出してみる

そうすることで
デザインについて
言語化しやすくなるのではないかと思います。

ためになった本の紹介

最後に
デザインをはじめたての頃
とても参考になった本を紹介します。

アートディレクターの佐藤可士和氏の著書
「佐藤可士和の超整理術」

は今でもたまに読み返します。

一流デザイナーの考え方が
整理という観点からわかりやすく解説されているので
とても参考になりました。

気になる方がいらっしゃれば貸し出しますので
声をかけていただければと思います。

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