こんにちは。
花見の季節も終わりましたが、
お花見はされましたか?
シナジーデザインでは、
仕事終わりに近くの公園でお花見をしました。
今回は、日本自動車整備振興会連合会の自動車整備白書2015年度版が公表されましたので、総整備売上高のまとめをブログで紹介したいと思います。
総整備売上高は3年ぶりに減少もほぼ横ばいで推移
東日本大震災後、回復傾向が続いていたものの、震災直前に記録した5兆6021億円を超える売上高には至らず、平成27年度は3年ぶりに横ばいでの推移にとどまりました。
平成27年度の新車販売台数が前年比より50万台ほど減少するなど、経営環境が悪化する昨今、新たな収益源の確保に向けた動きが広がり始めているようです。
ディーラーは全体の46%のシェアを誇り、
総整備売上高は2兆5,364億円で、前年比の0.7%増となっております。
専業と兼業を合わせた場合のシェアで全体の50%で、
専業は前年比3.5%減の2兆244億円にとどまりました。
1年車検は公共投資と五輪景気が好影響
まずは車検整備の売上高ですが、
車検整備全体の売上高は2兆1,888億円で、前年比の1.0%となっています。
1年車検と2年車検とを分けてみると、
1年車検は5,789億円で4.9%増に対し、
2年車検は1兆6099億円で0.4%減となっています。
要因として考えられるのは、
震災後の公共投資や五輪景気による貨物車の需要が高まったことで、
1年車検が各業態で好調に推移したと思われます。
2年車検は、
設備力やサービス内容、対応力が充実しているディーラーが、
1.8%増の6,874億円となっています。
新車販売時のメンテナンスパックによる囲い込みが好調
定期点検の売上高は前年比6.8%増の3,418億円と、
前年に続き増加しています。
特にディーラーの伸び幅が顕著で、
前年比10.4%の2,309億円と、全体の67.5%の高いシェアを誇ります。
好調の要因として、
新車販売時のメンテナンスパックによる囲い込みが奏功しているようで、
ディーラーがアフターマーケット分野の需要取り込みに力を入れているのがわかります。
著しい安全技術の高度化で事故整備が減少
衝突防止の自動ブレーキなどによる、
安全技術の高度化が著しい昨今、事故整備が減少傾向にあります。
前年比5.9%の1兆1,578億円となった事故整備ですが、
今後も減少傾向にあることが予想されます。
交通事故件数も、
14年度は前年比8.8%減の57万4000件となっており、
最新技術搭載車の普及に伴い、より事故件数は減少していくことと思われます。
また、カーケアサービスの充実を図る動きも拡大していて、
オイル交換や用品販売などの、
その他整備は、売上高1兆8249億円と前年比の1.5%増と増加傾向にある。
ここでも、ディーラーが4.3%増の9,384億円と、
大きく売上を伸ばしている。
ブランド力や安心感、大きな宣伝力など、
ディーラーがシェアを伸ばしている現状を踏まえ、どのように入庫競争を戦っていくのかが重要になりそうです。
ホームページができること
弊社の以前行ったアンケートでは、
街の整備工場さまの印象として一番多かったのが、
良い点は『技術がありそう』で、悪い点が『入りにくそう』でした。
良い点をアピールしながら、
悪い点を改善していく施策として、
ホームページの導入はいかがでしょうか?
ホームページをうまく活用することで、
お店の雰囲気を伝えれますし、
スタッフさんの人柄も伝えれます。
作業事例などの紹介による、
技術力や価格のアピールを行うことで、
ディーラーとの差もアピールできます。
ホームページでお悩みの点がありましたら、
なんでもご相談下さい。
オリジナルホームページの製作から、デキテルを活用したホームページ導入まで、
幅広いプランでご提案できます。