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2024年3月15日

ストレスには2種類あると思う

こんにちは。マーケティングチームのSです。

ストレスには2種類ある

というテーマで書いていきたいと思います。

 

シナジーデザインでは、

ストレスと向き合うこと、

そのためにストレスを言語化することを重視しています。

 

自分の中で、ストレスには2種類あるのではないか?

具体的には、

「ポジティブなストレス」と「ネガティブなストレス」があると思うようになりました。

 

そのことについて書きたいと思います。

 

ストレスとは何か?

そもそも、ストレスの定義とは何か?

1月末にアンデシュ=ハンセン著『ストレス脳』を読んだのですが、

この書籍の中で、ストレスとは

脳の電気信号が「闘争か逃走の態勢にすること」と定義されています。

 

闘争と逃走、真逆の内容ですが、役割は一致しています。

生存確率を上げることです。

 

原始時代、私たちの脳が出来上がったころは、自然の危険に晒されながら、日々の食料・住処を確保していく狩猟時代でした。

危険な環境下、たとえば、目の前にライオンがいて、その奥には果実がある。

このときに、果実が何カロリーで、ライオンに襲われた生存率は何パーセント、みたいなややこしい計算をしていれば、

危険が迫った時に瞬時に対応できません。

 

なので、脳は無意識のうちに、

闘って食料を得るのか、逃げて危険から逃れるのか、判断をしています。

 

なのでストレスは、闘争と逃走という、矛盾する2つの作用を持つ。脳が環境に合わせて進化したからです。

 

いつも代表がストレスについて話していることと内容は同じだったので、スッと入ってきました。

ただ、普段聞いていることを、別の表現や角度からとらえ直せたという感覚です。

 

また、書籍内でストレスが2つに分類されていることから、

目の前のストレスはどちらなのか、

闘争はポジティブな状態、逃走はネガティブな状態と分類することが必要に思いました。

 

ポジティブな状態とネガティブな状態の違い。

ポジティブな状態の下では、

先ほどの例の食料にあたるような報酬が存在します

 

報酬を得るために、ストレスと緊張や集中力が高まり、戦う態勢になっていきます。

 

仕事では、給料アップやメンバーからの承認などが報酬に当たると思います。

報酬がどうしても必要という、飢えた状態であれば、戦う態勢になれます。

 

逆に、ネガティブな状態は、危険から逃れたい、という状態です。

怒られる、失敗して傷つきたくないなど

とにかく脳は目の前の危険から離れようとするので、複雑な頭脳労働ができなくなります

 

ストレスを感じた際は、

ポジティブなもの、ネガティブなもの、どちらなのかを分類する。

そして、ポジティブなものであれば肯定して、

ネガティブなものであれば悪い状態になっていると認識して、ポジティブな理由付けをすることが大切だと思います。

 

最後に一つ、ポジティブかネガティブで分類できないものもあると思っています。

エネルギーを抑えたいという欲求です。

なんか体を動かすのがめんどくさい、特に理由はないけど力を出すのにストレスを感じる状態。

 

無駄なエネルギーを抑えたい、というのは生物として当然のことです。

なので、めんどくさいときは、

「古い脳がめんどくさがっている、

でも自分は人間だから従わないぞ」

と言語化して言い聞かせることが大事だと思います。

 

おわりに

普段テレアポをしていると、断りを自己否定として受け取って、

逃げろ、というストレス反応が起きています。

 

契約や、社会での生き抜く力、給料の上昇など、報酬、欲望をもって貪欲に仕事に臨んでいきたいと思います。

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