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2023年12月18日

なぜ思考停止に陥るのか

こんにちは、システムチームのKです。

 

ここ最近の自分の中では頻繁に

意思決定

という単語が出てきます。

 

自分は意思決定がすごく苦手です。

 

苦手というより、

すごく負荷がかかるので今まで避けてきたからできない

という言い方が正しいと思います。

 

その意思決定の場で、ほとんど確実に発生するのは

取捨選択

です。

 

「捨」てることは難しい

 

取捨選択の「取」よりも、

」を選択することはすごくストレスがかかります。

 

ストレスがかかるので、

何とか捨てないための理由を考える方に

エネルギーを使うようになります。

 

すでにここで考え方がズレ始めているんですね。

 

結局そうやって探しだした理由は、

無理やりつけたものや、深く考えられていないので、

出来上がるもののクオリティも低く、

一部のユーザーにしか刺さらないものになります。

 

それらを繰り返すと、

やることは増える、

できるものは低レベルなものになる、

それを改修するコストもさらにかかる。

 

悪循環のできあがりです。

 

そもそもなぜ、

取捨選択にすごくストレスがかかるのか。

 

それは、自分の思考が

与えられた仕様のプログラムを作るプレーヤー

から変わっていないからと考えています。

 

与えられた仕様の通り作るなら、

「取捨選択」は既に済んでいるので

する必要がありません。

 

これはプログラマーという職に

限らないと思います。

 

そしてプレーヤーの場合は実装、物をつくってナンボなので、

やることが明確でない実装が前に進まないことに強烈にストレスを感じます

 

その視点で考えると、

何をしないかを考えることは、

作るものを自ら削っていく行為です。

 

そうして削っていった結果、

最終的には「じゃあ結局やらなくていいじゃん」となることもありうるので、

そうなる道に踏み込みたくないから、

取捨選択しない、という行動に至っているのだと思います。

 

どうすれば思考停止せずに、取捨選択できるようになるか

 

まず問題の一つは前述した通り、プレーヤーとしての考え方を

今サブマネージャーの役職についている時点でも持ち込んでしまっていることです。

 

ただ、今でも自分で実装しますし、プレーヤーとして動く時間は発生します。

状況に応じた、モードの切り替えがきちんとできでいないところが問題です。

 

もう一つはユーザー様のデメリットを考える習慣をつけること。

 

今は何かアイデアを出すときに、

「○○が△△になったら便利だよね」

「★★があるといいよね」

とユーザー様のメリットばかりを考える状態になっています。

 

メリットしかないなら、

「やるべきだ!」という考えに固執するのは当然で、

自分の考えを否定できずに、

失敗したときや、他者からの否定を受けたときに、

「えっ、何がおかしいんだろう…」と固まってしまう。

思考停止」状態に陥ります。

 

そうならないように、

「★★があるといいよね、でも…

を考えれば、自然と本当にそれをやるべきことは正解かどうかを考える機会が生まれるので

思考停止せずに仕事ができるようになると思います。

 

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