ホーム

スタッフブログ

2023年12月7日

報告がしない・できない理由

こんにちは。

マーケティングチームのI・Hです。

 

12月からコンサルティングチームに新しいメンバー(部下)が入り

3人体制に変わりました

 

もともと営業チームにはいたメンバーですが、

人が増えるとなんだか嬉しく感じる部分もあります。

 

ただ、もちろんスムーズにいくわけもなく

多くの問題や指摘が出てきています。

 

本人も必死に食らいついて対応していますが、

基準を部下に合わせるわけにはいかないので、

引き続きケアしながら問題の改善に努めていく予定です。

 

本人が振り返りができるように

今の大きな問題について記していこうと思います。

 

「報告をしない」という問題

 

先週の中で、

一番多く指摘しているのが報告をしていないこと。

 

別にタスクの件では指摘は行っていません。

当然最初から会社基準のクオリティでできる人は稀なので、

出来ないのを想定して対応をさせているからです。

 

ただ、

・タスクが遅延しそうです。

・承認依頼が遅れそうです。

・少しトラブっています。

という報告は誰でもできることなので、していないと当然指摘します。

しかも彼はすでにシナジーデザインに3年以上いますが、報告ができない。

 

なぜできないのか、なぜしないのか

 

報告をしない3つの原因

 

1、言語化のストレスから逃げている

 

報告が必要なケースの8割は悪い状況。

当然ストレスがかかる状況なので、わざわざ上司に伝えたいと思う人は基本いません。

しかも、現状起きてしまっている状況をうまくまとめて(言語化して)

なぜ起きたかや今後どうしていくかもセットで出さないといけないので、

プラスでストレスがかかります。

 

強く意識しないとその言語化して伝えて、承認をとるストレスから当然逃げてしまいます。

 

2、報告の際にうまく説明できないストレス

 

報告しても、そのあと突っ込まれたら上手く説明できない。

「あのー」や「えー」などの言葉が出てしまう、、

変な間もできてしまう、、、

で、また指摘される、、、

 

と考えてしまいストレスを感じているのも原因となります。

 

悪い状態を改善するためにも上司は原因を突き止めようとします。

当然、みんな隠したがるので隠すのを防ぐために強い言葉も使ったりします。

 

そこで出てきた強い言葉や場面がトラウマとなって頭に残っていれば

報告すること自体に大きなストレスがかかってしまいます。

 

3、ルールを変えても問題ないと思っている

 

報告をするというのは会社のルール。

 

誰も好きでルールを破ろうとはしていません。

結果的にルールを破っていたということが頻繁に起きます。

 

それは、誰もが持っている自分のルールに

疑うこともなく従ってしまっているから。

「こっちを優先するのが正しいと思っていました」

よく聞く言葉ですね。

 

あくまで会社にはルールが存在し、

そのルールをベースに、お客様に貢献し売上を上げ、チームが機能しています。

そしてそのルールの元、分け前として給料をもらうことができています。

つまり上手くいっているルールが正しいルールになります。

 

なので、

常に自分のルールが会社のルールと合っているかを確認して

修正しながら進めていかないといけないですが、

会社のルールとズレていないか彼は疑っていないということになります。

 

先述したように、

報告の8割が悪い状況に発生することを考えると、

放置していると当然どんどん状況が悪くなっていき、収拾がつかなくなってしまいます。

 

そんな悪い状況から抜け出すために、上司にサポートしてもらう

これが報告の目的。

 

そもそも、タスクは上司から部下が預かったものなので

その時点で、タスク完了の責任は部下に移動します。

タスクで問題が発生した場合は、本来問題を預かった部下に解決する責任があります。

 

ただ、自分ではできないので

その解決をサポートしてもらうために上司に報告するわけです。

 

上記問題をしっかり受け止めて

一つずつ問題解決に努めてもらえればと思います。(もちろん自分も含め)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

求人バナー

このページの上部へ戻る