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2023年8月18日

プログラムの原理・原則

こんにちは。

システムチーム/プログラマーのNです。

今回のブログは、プログラムの原理原則というか、格言と言われることについて書きたいと思います。

入社して間もないメンバーもいますので、有名なものをまとめてみようと思います。

DRY原則

Don’t Repeat Yourself」の略で

繰り返しを避けろ

という意味になります。

これは有名な原則で、プログラムでコードを書く人は知っていると思います。

よくある例として、コードに変更が必要になった場合、

同じ内容のコードがいろんなところに書かれていたら

変更が必要な全ての箇所を修正しなければなりません。

時間もかかりますし、ミスをする可能性も高くなります。

共通の処理を書いたもの(メソッド)を1つ作り、必要な個所で実行させることで

修正が発生しても変更が容易になります。

でも、気を付けなければならないことは、

作成したメソッドの責任は1つに限定するべきということです。

例えば共通する処理が数字を計算することだったとして、

返ってくる数字が

足し算での結果なのか

引き算での結果なのか、

メソッド名を見ただけではわからない場合は、中身を見て調べることになってしまいます。

また、

その処理を見て、別のメンバーがここに追加してもいいんだと判断してしまう可能性があります。

新たに計算式を書き足して、分岐がどんどん増えていき複雑になっていきます。

足し算なら足し算しかしないメソッドを作る

引き算なら引き算しかしないメソッドを作る

割り算が必要になったら、割り算しかしないメソッドを新規に作る

解決法は、責任を1つにしたメソッドを複数作り適応させることです。

 

YAGNI原則

YAGNIというのは

You Aren’t Going to Need it」の頭文字を合わせた略称で

実際に必要になるまでその機能は付けないほうがよい

という意味になります。

シンプルに言うと

余計なことをするな

ということです。

目的に合っていないものを未来を予想して書いても、その処理がずっと使われなければ

ただの負債になるということ。

別のメンバーは、そんな処理が既に存在していることも知らないですし

「いつか使ってね」

事前に共有したとしても、忘れますし

書いた本人も時間がたてば忘れてしまいます。

目的と違うことはしない。

いま必要なものだけを書く

別のメンバーが見ることを考えて書く

重要なことだと思います。

 

ブログにしてみて

プログラムの原理原則を書きましたが、

仕事の考え方も同じだと感じました。

なぜやるのか

目的は何なのか

普段から意識して考え続けることで自然と考えられるようになる。

無意識レベルまで持っていけると強さになると感じました。

今回は2つだけだったので、続きは来月のブログにしようと思います。

 

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