こんにちは。
シナジーデザイン・マーケティングチームのIです。
今僕は入社してから3年目にさしかかっており
ありがたいことに等級も上げていただいていますが、
まだまだ素人の部分も多いなと感じています。
その原因になっているのがインプット量の少なさ。
インプットが少ないと必然的にアウトプットが少なくなる、
つまり原因と結果の法則ですね。
なので今期はあまり得意ではない読書を約束として、
インプットを入れる状況を作っております。
今回はアプトプット前の整理のフェーズを
ブログを活用して行いたいと思います。
識学から学ぶマネジメント
シナジーデザインでは、
株式会社識学(以下、識学と記載)の考えをマネジメントに取り入れていることが多いです。
識学とは、
早稲田大学出身の安藤広大という方が2015年に設立した会社。
わずか3年11ヶ月でマザーズ上場を果たした会社として、ビジネス界でも有名です。
識学は「組織マネジメントコンサルティングサービス」を提供する会社で
マネジメントに関する書物もたくさん出版されています。
有名なシリーズは「できる〇〇はこれをやらない」で
シナジーデザインでもほとんどの人が読んでいるかなと思います。
前置きが長くなりましたが、
4月に僕が読んだのが「リーダーの仮面」という本。
マネジメントのゴールとやり方について書かれており、
マネジメントのゴールは、
部下のアウトプット量を上げて自分で稼ぐ力をつけさせるとのこと。
主語が自分ではなくて基本的に部下になります。
・部下がどのようにすれば目標を達成するか
・部下がどのようにすれば成長するか
そのためのやり方として大きく5つが書かれています。
1、とにかくルールで管理
→ルールで人の行動はコントロールできる
ただ、ルールは誰でも守れるものでないといけない。(大きな声で挨拶するなど)
2、常に部下との位置を確認する
→「お願い」ではなくてあくまで「指示」
3、個人の「タテマエ」ではなく会社の利益を常に考える
→「成長したい」「やりがいを感じたい」はタテマエ
あくまで会社の売上に貢献させる。
4、結果(成果)のみを評価基準にする
→頑張った、本を読んだなどの過程を評価しない。
最終的な結果に対して評価をする。また過剰な褒めをしない。
過剰な褒めは当たり前の基準が下がるため、想定を大きく超える時のみ大いに褒める。
5、「やった気」「わかった気」にさせない。まずは1回やらせる。
→自己啓発セミナーを読んで何も変わらない人が多いのと同じ。
何事もやってみないとできるか、できないかの判断ができないので、まずはやってみる。
本では一個一個丁寧に書かれていますが、割愛します。
これを見るといつも代表から共有あることを同じ内容になるので、
上司歴が長い方はある程度すぐに理解できるかなと思います。
甘やかすのはダメ。だけど優しくする
とても分かりやすい本ということを感じた一方で
従わない人は切り捨てても構わない
というきつい想いも感じました。
もちろんそんなことは書いてはいないですし
そういう意図をもって書かれてはいないと思いますが、
僕にはそう感じてしまいました。
その理由が、
甘やかすと優しくするの違いが分かっていなかったということになります。
甘やかさない=優しくしないと認識していましたが、
代表に違いについて教えていただきました。
いわゆる家庭と同じということ。
子供が正しく成長するようにしつけを行うが、
しっかり愛情を持って接する。
そうすることで子供が安心して家族という輪にいることを感じて
「ただいま」と家に帰ってくる。
しつけが「甘やかさない」
愛情を持って接するが「優しくする」
優しくするということで、
部下が「ここはいて良い場所なんだ」と感じて安心して身を置くようになる。
そして、甘やかさないことで、
競争が激しい市場(戦場)で生存確率が低い場所にならないように基準を守っていく。
今はこのように理解しています。
具体的な手段を解き明かしていくと、
とにかく部下の作り上げてきた文脈を整えてあげる。
↓
そのために整える前の文脈をしっかり聞く。
↓
しっかり聞けるように自分の文脈を会社の文脈と完全に一致していてぶれないようにする。
↓
代表ブログを読みまくって自分が正しく理解する。
これもずっと代表が言っていることですが
このタイミングで理解しました。
これもまずはやってみるという行動の結果かなと思います。
ぜひマネジメントについて学びたい方は
「仮面のリーダー」を読んでみてください。
(社内の人は僕に言っていただければ貸します。)
最後までお読みいただきありがとうございました。