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2022年2月8日

WEBデザインの前提-3つの「ない」

こんにちは。
デザインチームのFです。

今回は代表に共有いただいた、WEBデザインの前提について書いていこうと思います。

さっそく結論からですが、お客様目線からのWEBデザインは
「見ない」「信じない」「動かない」

上記の3つの「ない」が前提なんですね。

どんなにキレイなデザインを作っても、どんなに良い文章を書いていても
基本は見てもらえないし、読んでもらえないし、仮に読んでもらえても信じてもらえないんです。

例えば、ポストに興味のない商品のチラシが入っていたら全く内容を見もせずに
捨ててしま人がほとんどですよね。それと同じなんです。

それを、どうやったら見てもらえるのか、読んでもらえるのかを考えて
工夫して作成するのがデザイナーの仕事。

ですが、私は少し前のデザイン制作時に上記の前提を無視して制作していました。
反対に「~してもらえる」という前提で作成していたんです。

そのため、なんとなく収まりがよく見えるだけで
誰に、何を、何から伝えたいのかが分からない、意図が浅いデザインになっていました。

シナジーデザインでのデザインの定義は
「未来の別の場所にいる人とのコミュニケーション」です。

コミュニケーションって面と向かってでも難しいものだと私は思います。
伝えたいことが伝わらなかったり、違う風に捉えられたり…。

それなのに、未来の別の場所にいる顔も名前も知らない人に向けて
伝えたいことを伝えるなんて、もっと難しいに決まってますよね。

なので、キャッチコピーの配置場所、フォント、色、
オブジェクトのシャドーの付け方ひとつにしても、どうやったら見てもらえるか、
伝えたいことが伝わるか、興味をもっていただけるかを考えて作る必要があります。

こうやって書いていたら整理できるのですが、何故失敗をしたのか。
代表とのミーティングでの話を元に振り返って考えてみました。

失敗の原因

①リモートワークで無意識にマイルールを適用している
②会社のタスクを個人のタスクにしている

主に上記の2つが原因かと思います。

「リモートワークで無意識にマイルールを適用している」について

事務所にいたら、事務所内のメンバーの状態を汲み取れますが
リモートだと、どうしてもそれが難しいです。
なので無意識に、自分中心の考え方になり、報連相を疎かにする、などのマイルールを適用していました。
これにより、ヒアリングが不足したり経過報告が機能せず、失敗に繋がりました。

「会社のタスクを個人のタスクにしている」について

タスクは会社から与えていただいているものなので、会社のもの
ですが、うまくいっていないときほどそれを忘れて、自分のタスクにしてしまいます。

自分のタスクにする=相談をせず自己判断をすることが増える→失敗する→落ち込む
→代表や上司にメンタルケアをさせる(時間を奪う)という最悪の状態になることもあります。

タスクは会社のものなので、
「分からないことがあれば相談をする。」「できないなら断る。」
当たり前のことですが、自分も含め、新人は特にこれができないことが多いと思います。

今回は反省の多い内容になりましたが、新人デザイナーなら同じ状況に陥ることが
あると思うので参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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