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2021年8月24日

デザインの定義と考え方

こんにちは。
デザインチームのFです。

さっそくですが、皆さんは「デザイン」って聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
恐らくパッと浮かぶのは”おしゃれ、カワイイ、カッコいい、キレイ”等の
見た目のイメージかなと思います。

ですが、シナジーデザインでの、デザインの定義は
「未来の別の場所にいる他人に一方的に何かを伝えるコミュニケーション」です。

特にWEBデザインにおいては、どんなに見た目がキレイなサイトを作ろうが
お問合せや見積もりに繋がらなければ、意味がないです。

お問合せや見積もりに繋がらない=コミュニケーションができていないということなので
キレイなものを作ろうとするのではなく、これで伝わるかどうかで判断するべきなんですね。

と、ここまで偉そうに書きましたが、上記はまさに私の失敗から学んだことなんです。

ホームページのリニューアル

入社して約10か月ほど経過しましたが、現在進行形で初めてホームページのリニューアルを担当しています。

リニューアルしたデザインのラフを初めて上司に確認いただいたとき、”悪くない、方向性は間違ってない”等の
言葉に死ぬ程ホッとしたのですが、同時に複数指摘もいただきました。

その中でも”コンバージョンボタンが目立たない”という指摘について詳しく書いていきます。

リニューアル中のホームページのロゴが淡いくすみブルーだったので
お問合せ等のボタンもデザインの邪魔をしないよう、馴染むようにと考え同じくすみブルーにしていました。

ですが、これが間違いでした。

完全に私の中でのデザイン作成時の優先度が「コミュニケーション」よりも「キレイなデザインを作る」になっていた証拠です。

手段はいろいろありますが、お問合せ等のボタンは馴染ませるのではなく
反対にクリックしていただけるように、目に付くように工夫をするべきだったんですね。

また、別のバナー作成時にも「整列しすぎていて動きがないので伝わらない」との指摘がありましたが
これも同じですね。

私は、ずれが出ないようにツールを使用して整列させ、枠からもはみ出ないように…と思って作っていたんです。
でも、今客観的に考えるとそうじゃないですよね。
ぴっちりずれのない画像を作ることが目的なら問題ないですが、目的はバナーを押してもらいお問合せに
繋げることなので、動きを付けたり色を工夫したりする必要があったんです。

考え方を変える必要がある

何故、入社してから何度も「デザインはコミュニケーション」と伝えられているのに
失敗したのか自分では分からなかったのですが、代表とのランチミーティングで分かりました。

「考え方が変わっていない」というのが理由です。
なので、何度も伝えられたり指摘をいただいても、行動として指摘シートに記入するなど直そうとはしますが
時間が経てば元に戻ってしまうんですね。

ただ、今回自分の失敗が明らかになり、このままではホームページの作成はできないと思ったので、
怒られないために行動をするのではなく、自分の考え方を変えるために行動をしようと思いました。

これは新人のデザイナーなら、誰しも陥りやすいことかと思うので共有しました。
参考になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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