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2020年12月11日

デキテルのデザイン開発あれこれ

こんにちは。

デザインチームのUです。

前回は、デザインのインプットについてお話させていただきました。

今回は、インプットしたデザインをどう活用しているか
シナジーデザインのメインサービス
「デキテル」のケースで書いていきたいと思います。

デキテルの最新デザインプロジェクト

「デキテル」では、
毎月新しいテーマデザインを公開しています。

今年で10年目を迎えるサービス。
WEBサイトは日々進化していますので、
昔のデザインはどうしても古い印象になります。

そんな中、昨年
デキテルでも最新のデザインが使用できるよう
これまでに無かったレイアウトの
デザイン制作を実施しました。

お客様に
最新のデザインをご利用いただき
満足度を高めるための
大きなプロジェクトでした。

一挙公開するにあたり、
まとまった時間をとってデザインを作成しましたが、
アイデアを出すのにとても苦労したのを覚えています。

デキテルのデザイン作成フェーズ

では、デキテルのデザインを制作するにあたり
どのように作っているかを
書いていきたいと思います。

クリアするべき課題は多くありますが、
大きく分けると下記の3つに分かれます

・コンセプト
・デザイン
・レイアウト

コンセプト

テーマデザインの根幹の部分です。
ここで、多くのアイデアをだし、
ボツになる案も山程でます。

ここで固めてしまわないと
後から大変な苦労をしてしまいます。

まずはデザインから
と手を付けてしまいがちですが、
文字で頭の中を整理し
この時点で細かい仕様までまとめてしまうケースもよくあります。

キーとなるデザインもここで確定します。

デザイン

文字で固めたコンセプトを元にデザインを組み上げていきます。
シナジーデザインでは4つのフェーズを踏んでいます。

1.紙ラフ(全体の25%)
まずは手書きで、作るものを固めます。
ここでボツになる案も多数ありますが、
手戻りのコストは低くすみます。

2.データラフ(全体の50%)
実際にデザインのソフトを使用して制作していきます。
ポイントは、最初にとにかく要素を詰め込み
「詰め込んで、詰め込んで、最後にそぎ落とす」こと。

最初から成立させることを考えて作ると、
必ず失敗してしまいます。

3.カンプ(全体の80~90%)
データラフで確定した内容を元に
実際に使用するデータを制作していきます。
ここでは、実際に実装することを想定する必要があります。

不要な要素はそぎ落とし、デザインを研ぎすます作業なので、
とても気を遣う部分です。
ここで完成というところまで作り切ります。

4.完成データ(全体の100%)
カンプデータを元にチェックを行い
さらに良くできないかを検討します。

ダメ出しをして、さらに良くする。
しんどい作業ですが、
より良いデザインを作成するために必要なフェーズです。

レイアウト

カンプ制作の時点で、
あらゆる可能性を想定します。

デキテルは、お客様が自由に編集できるサービスなので、
・どんな写真でも成立するか
・文字数が変わっても成立するか

を想定し調整します。

3つの課題をクリアし
ようやくデザインのデータが完成します。

デザインを作るのは大変

ここまで書いてきた通り
デザインを生み出すのはめちゃめちゃ大変です。

途中で投げ出したくもなります。
でも、デザインってそんなものです。

めちゃめちゃしんどいので、
完成した時は達成感よりホッとしますし
お客様に使ってもらえると とてもうれしいです。

完成までの大きな山を乗り越えて
考えて考えてデザインを作っていきましょう。

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