こんにちは、シナジーデザインのNです。
今週の気になる自動車業界のニュースに、コメントを入れてご紹介します。
今回ピックアップした記事は、
世界中でも話題になんっている、輸入車の売り上げ、WEB集客、EV自動車についてなど、
今後より関心が高まるであろう話題を中心にご紹介しています。
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1.販売店の負担を減らすスバルの対策に整備工場が悲鳴 シビアな時間との戦い
>>http://news.livedoor.com/article/detail/13960153
スバルがリコールを発表して、もうすぐ1カ月。対応に追われる販売店への負担を減らすため、しわ寄せがきているのは系列の整備工場。従来より整備士の人手不足が問題となっている中、整備工場は既にパンク寸前。平成28年の有効求人倍率のデータ(厚生労働省)によると、昨年より有効求人数は87万件増加したのに対し、有効求職者数は129万人減少。労働人口の減少により、人材確保は今後もより難しくなることが予想される。安定的に人材を確保するには、求人専用サイトの立ち上げや、専門学校の教員との関係作りなど、新たな採用方法に取り組む必要がある。
2.日産、英国の中古車販売で「クリックスルー率」離れ
>>http://digiday.jp/brands/nissan-weaned-off-click-rate
日産は、オンラインのユーザーをオフラインの見込客へと変える取り組みとして、「クリックスルー率(CTR)」、「クリック単価(CPC)」、「リード単価(CPL)」を重要指標としたWEBマーケティングを行っていた。ただ、前述した指標では効果的な追跡が難しく、想定していた効果を得ることが出来なかった為、新たに「ユーザーエンゲージメント指数」という指標を活用したWEBマーケティングに取り組んでいるとのこと。ユーザーエンゲージメント指数とは、「サイトの滞在時間」、「視聴数」、「訪問がアクションに繋がったかどうか」などから導き出す指標で、現在では全体のCPLが前年比より81%も改善される成果を得ている。国内の中古車・新車のWEBマーケティングにおいても「WEB広告を活用した集客」の重要度は年々増しており、各社ポータルサイトへの依存度を下げていく取り組みを課題としている。
3.トヨタがEV化技術を披露 遅れを取ってはいなかった?
>>http://news.livedoor.com/article/detail/13972056
EV化に遅れていると言われていたトヨタだが、実は最先端のEV技術を持っていた。電気自動車の頭脳にあたるPCUの小型に優れていて、初代プリウスと4代目プリウスでPCUを比較すると、出力密度は2.5倍となり、容積は17.4Lから8.4Lと、半分以上も小さくなっている。行く5年ほどはハイブリット車が主流と言われているが、バッテリーのコスト問題が解決すれば、EVシフトの流れは今以上に加速することが予想される。
4.自動ブレーキを車検項目に 普及拡大、現状に即した制度検討へ
自動ブレーキなどの自動運転技術の普及により、国土交通省は新たな車検制度の検討に入った。新たな車検の項目には「診断装置のデータ解析」などを含めるよう省令が改正される見通し。2015年に新車販売された乗用車の45.4%には自動ブレーキが搭載されており、2020年までに搭載率を9割以上にまで引き上げる動きもある。達成すれば2020年には、全乗用車の約3割に自動ブレーキが搭載される計算となるため、各整備工場では「診断装置のデータ解析」への対応が求められる。
5.ダイハツが開発した「らくぴた送迎」は高齢化社会を変えるか?
>>https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171204-00010008-dime-soci
日本の介護保険制度加入者のうち要介護認定者数は639.2万人と、全体の約18%を占めている。介護分野における送迎は問題が山積みで、その問題を解決するためのWEBサービスがダイハツから提供されている。福祉車両台数は今後も増加することが予想され、福祉車両のリースや整備のニーズはより高まる傾向にある。
6.Instagram、ビジネス利用のアカウント数が2,500万社を突破
>>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171204-00000003-sh_mar-sci
全世界でInstagramのビジネスプロフィールを利用するアカウント数が、2,500万社を超えた。2017年7月と比べて1,000万社以上増加。Instagramユーザーは世界に5憶アカウントあり、そのうち2億以上が少なくとも1日1つのビジネスプロフィールにアクセスしている。実際に弊社クライアントのパワーステーション様が、中古車販売店さんを中心にInstagramを活用されている。SNSをうまく活用すれば、新しい顧客の獲得や拡散の効果が期待できる。
7.日本電産 仏PSAと電気自動車で合弁会社設立へ
>>https://www.sankeibiz.jp/business/news/171204/bsa1712041953006-n1.htm
EVシフトに注目しているのは自動車業界だけではない。今回、大手電子部品メーカーの日本電産が、自動車大手グループPSAと合併会社を設立し、電気自動車の主要部品のモーターを量産化すると発表した。日本電産は小型モーターの世界最大手。2030年度に連結売上高を10兆円に引き上げる構想を掲げている。
8.スマートキー搭載車を狙う「リレーアタック」から愛車を守る
>>https://s.response.jp/article/2017/12/04/303309.html
現在、ほとんどの車種に設定されている「スマートキー」。ポケットに入れたまま鍵の施錠やエンジンのスタートができるので大変便利だが、そんな車輌を狙った「リレーアタック」という盗難手口が、最近増えている。その対策の一つとして、後付けできる盗難防止装置、「リレーアタック対策モード」を搭載した盗難発生警報装置が、12月4日に発売された。個人での盗難防止対策は難しく、セキュリティ対策に関心が高い人を中心に注目を集めている。整備工場でも今後セキュリティ関連のパーツ取付の需要が増加しそう。
9.トヨタの“異例”役員人事が映し出す「自動車業界の苦悩」
>>http://diamond.jp/articles/-/151741?display=b
11月28日に発表した2018年1月1日付けの役員級人事は、「異例」人事として注目を集めた。現在、自動車業界は自動運転やEVシフトなど大転換期を迎えている。「生きるか死ぬかの瀬戸際の戦い」に挑むための布陣としてトヨタグループ内外から専門性を持つ人材を役員として登用した。国内市場だけで考えても、都市部への人口集中や高齢化社会による自動車保有台数の減少予測、カーシェアリングやライドシェアサービス等の、シェアリングエコノミーという考え方の普及など大きな転換期を迎えている。
10.輸入車販売、4か月連続プラス…8.0%増の2万5770台
>>https://s.response.jp/article/2017/12/06/303401.html
11月の輸入車新規登録台数が4カ月連続でプラスとなり、前年比8.0%増の2万5770台という結果に。ブランド別では、メルセデツベンツが33カ月連続トップ、2位にBMW。輸入車に特化したホームページを作成し成果を挙げられている整備工場も増加している。弊社クライアントさまでも、株式会社ガレージギルドさんや、株式会社エアストさん、ベネフルさん等が、輸入車専用ホームページを立ち上げてWEB集客に取り組まれている。
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