タイトルにあるのが、
昨日の「カンブリア宮殿」でソフトバンクの孫正義社長が言っていた言葉。
99.98%が潰れるってことは生き残るのは0.02%。
0.02%ってことは5,000社のうち4,999社が潰れる。
30年を生き残るのは5,000社に1社。
非常に厳しい現実だけど、それだけ競争が激しいってことなんだなぁと思って観てました。
そう考えると30年生き残っている会社って少ないよね・・・・・
ん?・・・少ないか?・・・・
少なくとも弊社が関係する整備業界では30年以上続けていらっしゃる会社がたくさんあります。
社歴30年以上の会社がこれだけある業界っていうのも珍しいのかも。
その理由を考えてみると
1 他の業界に比べて整備業界の人たちが努力していた。
2 他の業界に比べて整備業界が拡大していた。
3 業界自体が守られていた。
いろいろ理由はあると思いますが、
個人的には3の「業界全体が守られていた。」 が大きな理由だと感じています。
車検制度があることで定期的な集客が見込め、
許認可制度があることでライバルが出現しにくい状況だったと考えられます。
それが平成7年7月の法改正をきっかけに変化が起こってきています。
ユーザー車検代行等のライバルが出現し、競争が激しくなってきました。
さらに車検チェーンが頭角を現し、
またディーラーも車販売から整備関連商品の販売に力を入れてきています。
非常に大変な状況ではありますが、
他の業界では30年生き残れるのが5,000社に1社という基準からみれば
整備業界の現状はまだまだ競争が激しくなる余地が残っているのかもしれません。
なぜなら、平成7年の法改正の大きなテーマは「ユーザーの負担軽減」となっているからです。
それまでは業界中心に回っていた整備業界が
ユーザー中心に変わっていくきっかけになったと思っています。
ユーザーが求めるサービスを提供できる会社は生き残るだけではなく拡大し、
ユーザーのニーズに応えられない会社は他の業界と同じように廃業を余儀なくされるのかも知れません。
大手量販店の台頭で家電業界が大きな変化を経験したように、
整備業界も変化の真っ只中にいると思います。
守られてきた業界から自分で自分を守る業界へ。
業界中心からユーザー中心のサービス業へ。
今後、この整備業界がどのように変わっていくのかをしっかりと見届けたいと思います。
などと、今日は誕生日なので少々テンション上がって偉そうに考えてみたりしました。

ケーキ
スタッフにお祝いしてもらいました。
イチジクのケーキです。ハッピーバースデー歌ってもらったけど照れますね。
みんなありがとーーー。