こんにちは。
デザインチーム / マネージャーのUです。
シナジーデザインでは、1週間ごとでタスクを区切り
週ごとにアウトプットの予実管理を行っています。
成功したタスク、失敗したタスクの明確化。
成功したタスクについてはしっかりと承認し、
失敗したタスクについては再発防止のため説明責任が発生します。
この段階で報告を受けるわけですが、
部下と話していて、失敗をした時の問題に対するアプローチがうまく行っていない印象を受けたので、
自身の経験も踏まえて書いていきたい思います。
少し重たい内容になるので、
状況次第では後から非表示しようと思います。
問題の放置はサボっている状態
まず、問題が再発する理由として、
掘り下げが少なく、根本の問題にたどり着いていない。
ということがあげられます。
シナジーデザインでは、
社内独自のマインドマップツール「ブレインマップ」をつかって
問題の掘り下げを行いますが、
その時に書き出すノード数が少ない。
表層に見える問題だけを数行書き出して、
根本の問題に向き合えていない状態です。
この場合、たいてい問題は再発してしまいます。
ノード数を増やして深く掘り下げるよう指示を出しますが、
問題に向き合うのはとても頭の体力を使う行為なので
普通にしていたらどうしても避ける傾向にあります。
ただ、仕事として対応している以上、再発防止は重要な職務。
その問題を避けて、再発を繰り返しているのであれば、
少し強い言葉になりますが、それはサボっている状態になります。
もちろん、本人が意図してサボっているとは思っていません。
ただ、客観的にみるとそういう状態になります。
自身もうまく行っていなかった、、、
すこし話は前後しますが、
私自身も問題の掘り下げというのはあまり得意ではありませんでした。
問題を掘り下げるよりも、残業をして対応した方がその場しのぎで楽な方法なので
勝手に残業をして対応していた、といような過去もあります。
元々、個人事業で仕事をしていたこともあり
そういったやり方が根付いていたというのもありますが、
約束した時間でできない格好悪さへの嫌悪感や、
バツの悪さみたいなものもあったのかなと思います。
ただ、当然ですが
このやり方では問題が解決しないので、
段々と追いつめられて立ち行かなくなり、
その度に、社長に時間を割いていただき状態を整えていただいてました。
時間はかかりましたが、
問題解決をしない事によるデメリットに気づいてからは、
自発的に問題解決に取り組むようになったと思います。
結果的に残業時間がほとんどない状態になっているので、
正しい考え方としてアップデートできて良かったと感じています。
問題を解決するメリット、解決しないデメリット
自身の経験でも書いたように、
問題は放置しても解決するわけではなく、むしろ肥大化していきます。
やがて「会社が不当だ」、と文脈が擦り変わり、
自身を制御できなくなり、どうにも行きつかなくなるんですね。
深堀するのはしんどい行為。
上層の問題だけを見て放置するのは、その瞬間は楽ですが、
実際はデメリットだらけです。
ですが、問題と向き合うことで、
不当と感じるストレスがなくなり、
業務時間内だけで対応できるようになり、
会社からも評価される。
といった好循環にもつながります。
問題を解決するメリットと、解決しないデメリット。
それらを考えることで、自然と問題に向き合えるのかなと思います。