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スタッフブログ

2025年6月17日

サーバーの設定変更は一筋縄ではいかない

こんにちは、システムチームのKです。

前回に引き続き、自分のサーバーをいじっていて感じたことを書いていきたいと思います。

現在、定番の環境であるLAMP環境の構築と、

メールサーバーの構築を行ったことまでは、

前回に書かせていただいたと思います。

 

今回は、今期課題として提出している、

サーバーの脆弱性対応を実施している中で感じたことになります。

中でもHSTSという、サイトを開いた際に自動的に安全な通信(https)にしてくれる

設定をしている中で起こったものです。

サーバーの中身はわかりづらい

普段のウェブ開発に比べ、

サーバーに置かれているファイルがとてもわかりづらいと感じています。

VPSという、カスタム性の高いサーバーを利用していることもあり、

ネットで調べて出てきたサイト通りに行くことはなかなかありません。

 

今回ハマったところは、

サーバーが参照しているファイルが、

調べた内容のものとは違っていたというものでした。

 

ネットで調べた通りに、config ファイルを編集し、

タイポや記載位置にも問題がないことを確認しながら、

編集を完了させて、いざウェブページに接続してみても、

設定した内容が反映されておらず、

1~2時間ほど、ウェブで調べたり、chatGPT に相談したりしていました。

 

そして、ようやく原因が判明すると、

それは記載すべきファイルが間違っていた、というものでした。

ネットでの情報やchatGPT から返ってくる内容通りに実施しても、

自分でカスタムしているサーバーなので、調べた通りのファイルではなかったのです。

 

少し考えればわかりそうなものなのですが、

実際にハマっている間は本当に見当がつかなくて、

記載内容を全部見返したり、

該当箇所をコピーしてchatGPT に全部打ち込んだりしていました。

 

感覚的にもchatGPT からの返答的にも、

そんなに複雑なハマりではない、と感じていたのですが、

ファイルが違う、という根本のところまで考えを至らせることをしていませんでした。

 

その時に感じたのが、

ウェブ開発とは違い、

サーバーのファイル構造や、どのファイルがどのファイルを参照しているのか

そういったことを把握しきれていないということです。

 

ウェブ開発であれば、ファイル名を自分でつけたり、

ファイルの中身の確認も難しくありません。

エディタで開くだけ、またローカル環境で出力すればプログラムの内容の確認も可能です。

 

それに比べれば、サーバーのファイルの確認や編集は手間が多いと感じます。

コマンドを打ち込んだり、そのコマンドが使えるOSが限られていたり、

コマンドを使うためにプログラムのインストールが必要だったり、

ファイルの操作もwindows とは違います。

windows はエクスプローラーで視覚的に理解できるのでそこまで気にならないのに対し、

サーバーはファイルの構造の理解と想像する能力がより重要だと感じました。

 

また、都度編集するファイルの情報を事前に調べてから

実際にファイルを編集すると良いと思いました。

まとめ

サーバーの構築はやっていて楽しいです。

プログラマーになるまでは自分では手を出せない、と思っていた箇所を

実際に自分で設定して、それが反映されているのを確認できると、

気分が上がります。

 

ただ、ウェブ開発時と同じように

サーバーのファイルを編集しようとするのはハマりの原因になりますし、

軽く扱って痛い目を見る可能性も高いです。

 

サーバーの構築に苦手意識がなくなるくらいには、

今のうちに自分のサーバーでいろいろと実験をしてみたいと思います。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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