こんにちは。
システムチームのTです。
最近、仕事では気遣いが大事だとあらためて感じています。
もちろん、プライベートでも大切ですが、特に仕事では重要性がかなり高いように思います。
ですが、現時点、感じているだけで、
うまく気遣いができない状態です。
原因は、
相手がどう思うか から発言や行動の内容を
都度、変えていないことにあると考えています。
自分としては、工夫しているつもりなのですが、
手持ちのパターンの中から違うものを選んでいるだけで、
その場に応じたものになっていないことが多いなと
過去を少し振り返って思いました。
気遣いについてCAさんで考えてみる
先日、気遣いについて個人的に調べていたときに、
ANAでの気遣いの定義を知りました。
ANAでは気遣いは
・相手のことを想像する習慣
・一歩先のことを想像する習慣
と定義されています。
個人的には、腑に落ちました。
具体的にどんな形で実践されるのか、
CAさんになったつもりで考えてみます。
上着を脱いで、シャツを腕まくりしている人に対応する
というシチュエーションがあったとして、、、
暑いのかな、それともくつろぎたいのかな
と推測して、観察する
ちょっと体格がいいな、
出張のために飛行機に乗っていそうだな
疲れているかもしれないな
と想像と見たことから情報を収集し、
そのうえで多分飲み物が欲しいかも
あと、毛布も準備しておこう
みたいに考えて、動くんじゃないかなと思います。
これは、まさに気遣いだと思います。
気遣いができない=シミュレーション不足
その場の状況や、相対する人のこと等などの変数を考慮して、
その人がどういう結論を出すか
変数で分岐させて考え、準備し、行動する
これは
未来のシミュレーションをしているといえます。
なので、自分は
気遣いは未来のシミュレーションの結果だと考えました。
ここから、
自身の気遣いの下手さの原因は、
シミュレーション不足
だろうと考えました。
CAさんになったつもりで考えたときと同じような情報の収集を
自分は普段やっていませんし、
相手や状況を想像して、もう先を考えることが足りていないのだと思います。
シナジーデザインは情報の共有量が多いので、
取ろうと思えば、自分で取りに行ける環境です。
そんな環境で気が遣えないのは、
自分の努力不足です。
・社内で使用しているツールや共有のカレンダーを見て、情報を取る
・お手洗い等で離席したタイミングで社内を一度見て見る
といったすぐにできることから、情報収集を行って、
シミュレーションするように業務中の予定を組んで対応していきます。
まとめ
気遣いは、
集めた情報から未来を予測して、
先周りして動くことです。
予測のためには、
情報が必要です。
なので、
気遣いを上手にできるようになるために、
普段から情報を積極的に取りに行くという姿勢でいようと思います。
ここまで書いて来て、
シミュレーションして、未来を読む訓練はシステムの開発の力にもつながっていくんじゃないか
と思いました。
シナジーデザインではシステムを、
未来の別の場所にいる誰かの行動を制御する仕組み
と定義しています。
これは、
未来のだれかのことを先周りして考えるという点で
気遣いと同じです。
プログラムの勉強だけではなく、
普段の行いも成長には欠かせないのだと思います。
普段の、小さな気遣いが結果として、エンジニアとしての成長にもつながると信じて、
未来の予測とその準備を習慣にします。