こんにちは。
デザインチームのMです。
今回は、最近考えていることをそのまま書き出してみようと思います。
まだ整理しきれていない部分もありますが、
書きながら、考えをまとめていければと思っています。
いきなり少しアホっぽいことを書いてしまいますが、
私はこれまで政治や経済、社会情勢などのざっくりいうと
「難しいこと」には、あまり関心がありませんでした。
「自分には関係ない、自分が考えることではない」そんなふうに捉えていたからです。
自分で言うのもなんですが、ダメなZ世代の典型かもしれません。
ただ最近は、自分から情報を取りにいかなくてもニュースやSNSを見ていたら
勝手にそういう情報が入ってきますし、日常の中でも社会の変化を実感する場面が増えました。
たとえば、これはほとんどの人が実感していることだと思いますが、
商店街や電車で見かける外国人がかなり増えていたり、
スーパーで以前は100円台だったカップ麺やお菓子がいつの間にか200円台になっていたり。
こういった日々の変化を通じて、
「今までのように流れに任せていたら、これから先は現状維持すら難しくなるかもしれない」
そんな漠然とした不安を感じています。
「作る」ではなく「効果を出す」
特に自分の仕事である「デザイナー」という職種についてです。
今は、デザインの知識がなくても、AIを使えばそれなりのイラストやバナーを作れてしまいます。
SNSを見ていたら、ノンデザイナーでもプロンプト(AIへの指示文)を工夫することで、
短時間で高品質な画像を作っている人がたくさんいます。
このままいけば、経験の浅いデザイナーの仕事はAIに置き換えられていくかもしれません。
自分自身も、このまま何も変わらなければ、確実にその中に含まれてしまうだろうと思います。
じゃあ「もうデザイナーはいらないのか?」といえば、そうは思いません。
たしかに、見た目を整えるだけであれば、AIでもある程度のことはできます。
でも、それが効果を発揮するデザインなのかどうかを判断したり、
伝えたいことをわかりやすく構成したりするのは、まだ人間にしかできないことだと思っています。
今まではそもそも「作れる」ということ自体に多少の価値がありましたが、もうその価値は失われつつあります。
なので、ただ作るだけ、作業をこなすだけではなく「効果を出す」ということが、より重要になるのかなと思います。
これは代表にお教えいただいたのですが、
かつて「コンピューター」というのは職業名だったそうです。
でも今は人間がわざわざ計算処理をしなくてもよくなったので、コンピューターという職業そのものがなくなりました。
同じように、デザイナーも「見た目を整えるだけ」であれば、いずれ淘汰されてしまうかもしれません。
なので自分はそうならないように、AIも上手く活用しながら対応していきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。