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スタッフブログ

2025年5月27日

AI時代のデザイナーの価値

こんにちは。
デザインチームのMです。
 
今回は、最近考えていることをそのまま書き出してみようと思います。
まだ整理しきれていない部分もありますが、
書きながら、考えをまとめていければと思っています。
 
いきなり少しアホっぽいことを書いてしまいますが、
私はこれまで政治や経済、社会情勢などのざっくりいうと
「難しいこと」には、あまり関心がありませんでした。
 
「自分には関係ない、自分が考えることではない」そんなふうに捉えていたからです。
自分で言うのもなんですが、ダメなZ世代の典型かもしれません。
 
ただ最近は、自分から情報を取りにいかなくてもニュースやSNSを見ていたら
勝手にそういう情報が入ってきますし、日常の中でも社会の変化を実感する場面が増えました。
 
たとえば、これはほとんどの人が実感していることだと思いますが、
商店街や電車で見かける外国人がかなり増えていたり、
スーパーで以前は100円台だったカップ麺やお菓子がいつの間にか200円台になっていたり。
 
こういった日々の変化を通じて、
「今までのように流れに任せていたら、これから先は現状維持すら難しくなるかもしれない」
そんな漠然とした不安を感じています。

「作る」ではなく「効果を出す」

特に自分の仕事である「デザイナー」という職種についてです。
 
今は、デザインの知識がなくても、AIを使えばそれなりのイラストやバナーを作れてしまいます。
SNSを見ていたら、ノンデザイナーでもプロンプト(AIへの指示文)を工夫することで、
短時間で高品質な画像を作っている
人がたくさんいます。
 
このままいけば、経験の浅いデザイナーの仕事はAIに置き換えられていくかもしれません。
自分自身も、このまま何も変わらなければ、確実にその中に含まれてしまうだろうと思います。
 
じゃあ「もうデザイナーはいらないのか?」といえば、そうは思いません。
 
たしかに、見た目を整えるだけであれば、AIでもある程度のことはできます。
でも、それが効果を発揮するデザインなのかどうかを判断したり、
伝えたいことをわかりやすく構成したりするのは、まだ人間にしかできないことだと思っています。
 
 
今まではそもそも「作れる」ということ自体に多少の価値がありましたが、もうその価値は失われつつあります。
なので、ただ作るだけ、作業をこなすだけではなく「効果を出す」ということが、より重要になるのかなと思います。
 
 
これは代表にお教えいただいたのですが、
かつて「コンピューター」というのは職業名だったそうです。
でも今は人間がわざわざ計算処理をしなくてもよくなったので、コンピューターという職業そのものがなくなりました。
 
同じように、デザイナーも「見た目を整えるだけ」であれば、いずれ淘汰されてしまうかもしれません。
 
なので自分はそうならないように、AIも上手く活用しながら対応していきたいと思っています。
 
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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