こんにちは、システムチームのKです。
先週末に弊社の代表と話させていただく機会があり、
その中の一つで、「仕事が自分のアイデンティティになっている」、
という話をしました。
アイデンティティにつながったきっかけは、
自然な話の流れで、何気なく、
「K君から仕事を取ったら何が残るのかなぁ」と聞かれたことです。
その質問に対して、
「何も残らない」
というのが自分の答えです。
何かあるのかもしれないですけど、
全然思い当たらないですね。
となると、自分の存在を証明するところが仕事しかないので、
おのずと仕事がアイデンティティになります。
「仕事がアイデンティティ」、というきこえはいいのですが、
自分の場合は、拗らせてしまっているので、
問題がある、という状態です。
就職活動をせずに、大卒 → フリーター → シナジーデザイン入社 と経てきている自分にとって、
アルバイト的な働き方が、いわゆる「仕事」で、
アルバイト中は職場に居て、作業ができていれば、認められ、存在意義は保たれる。
(全てのバイトがそうではないと思いますが、自分が働いていたところはこれが当てはまりました。)
なので、「仕事がアイデンティティ」ではなく
正しくは、「作業をそつなくこなすこと」という、
自分らしさ(アイデンティティ)が、
大学~入社前までの期間で形成されたのかなと思います。
そう考えると、
作業的な仕事は、前向きかつ、プライベートな時間でもあれこれ考えるけど、
作業的でない(つまり、複雑、不明確、不確定)仕事は、
同じような行動にならない説明がつきます。
仕事とアイデンティティについて調べてみたのですが、
自分くらいの年齢に差し掛かると、
アイデンティティに課題が生じ、再構築のタイミングにあたるそうです。
””
就職する頃にはアイデンティティが確立されると考えられていました。しかし、青年期までは、「自分の存在とは何か」という疑問に対する答えがアイデンティティとなりましたが、成人期以降では、職場や家庭といった「他者との関係性」が増えることにより新たなアイデンティティの課題が生じます。自分だけの自己実現で完結するのではなく、「誰のために存在しているのか」「誰のために何ができる人間なのか」といったことも考慮しながら、アイデンティティを形成していく必要があるのです。
””
引用元:https://www.cultibase.jp/articles/midlife-identity-crisis
自分のアイデンティティを言語化することがこれまでなかったので、
なぜ自分は仕事しているのに、うまくいかないのか、
答えが見えず悩むだけのことが多かったのですが、
一因がわかり、落ち着きました。
代表には夜遅くまで、ご対応いただきました。
ありがとうございます。