こんにちは。システムチームのKです。
プログラムを作るとき、良くつまずくことがあります。
それはUI/UXの部分です。
つまずく原因について、一度整理して問題を明確化すれば、
もっとスムーズに進むと思いますので、書き出してみようと思います。
デザインを作るのが苦手
第一につまずく原因の一つが、デザインを作ることにあります。
何であれ、デザインはつきものです。
ウェブサイトや広告だけでなく、服や建物にだってデザインがあります。
僕は個性的なデザインに魅力を感じることも多いのですが、
そのため多少の使いずらさを許容することもあります。
刺さる人に刺さればいい、という考えもあると思いますが、
それは一通り、基本的なデザインを学習した人だけが唱えていいものだと思います。
基本的なデザインもできない人がそのようなことを言ったところで、
ただの逃げにしかなりません。
苦手だ、と感じるうちは基礎が成り立っていないからだと思います。
この色を使えば最低限の見やすさがある、とか
この機能はこうあるべきだ、とか
そういった基礎となる知識が、まだまだ不足しているのだと思います。
小学生でもスマホを持つ現代で、ウェブサイトやアプリはとても身近なものです。
が、それらに使われている機能の中身まで考える人は、一般の人ではなかなかいないのではないでしょうか
僕自身、うちに入社するまではそんなことを考えることもなく享受していました。
もっと日常から疑問を持ち、
なぜこうなっているのか、
どうしてこうでなければならないか、
別案を出すならどうすべきか、
そういったことを考え、享受する必要があります。
理想はこうなっていることなんだけど・・・
次に、自分の技術力の低さとの対峙です。
UI/UXの部分がパッと浮かぶものもあります。
ここにこのボタンがあり、ホバーすれば変化があり、クリックしたらモーダルが開いて・・・
ある程度の流れは想像がつきます。
しかし、それを実際にプログラムとして書き出そうとしたときに手が止まります。
どこから手を付ければいいんだ?
ここはバックエンドでやって、ここはフロント・・・?
いや、フロントでやるよりバックでやった方が簡単かも、
(何も考えず)フロントでやってみよう、
特に課題などで0から作るとなったときに出だしが遅れます。
書いては消し、消しては書いて、
かけた時間ほどの進捗がなく、モチベーションだけが下がることもあります。
ただ、知識が浅い今こそ、とにかく書き続けることで、
自分の中で正解不正解を出していかなければならないのだと思います。
正解も不正解もなければ、自分が間違っているかどうかの判断が付きません。
当たっていた、間違っていた、という認識をすることで経験として積まれるものになります。
UI/UXを考えられるようになるためには
上司からいただいたアドバイスですが、
まずは頭で考え抜いて紙に書き起こすことが重要だと教わりました。
いくら頭の中で思い描いても、
文字として残したとしても、
それらはビジュアルになっていないので、いくらでも変更が効きます。
紙で書き起こすことで、一気にリアリティが増し、
完成図の指針になります。
また、紙で書き起こしたデザインがダサい時、
ウェブで表現してもダサくなります。
紙に書かずにウェブで表現し、ダサいからどうにかしようとしたとしても、
根本がダサければ改善することは難しいです。
1から作り直した方が早いことの方が多いでしょう。
CSSで無駄な時間を浪費しないためにも、
一度紙で書き起こすことは重要です。
何画面作るのか、
どのようなCSSを当てれば良いか、
など、フロントを粗くでも作っておくことで、
ゴールが決まります。
ゴールがないまま走ることはできませんので、
まずは紙に書き起こし、完成図を先に作ることでゴールを作ることが必要です、
まとめ
プログラマーとして入社し、今年6月で丸2年になります。
基礎がまだまだ出来上がっていないこと、
プログラムを作った数が少ないこと、
3年目までにこの2点を克服し、
プログラムを作る際の迷いを少しでも減らせるようにしていく必要があります。
実装時間よりもクォリティアップの時間を多くとるように、
無駄な迷いをそぎ落としていきます。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。