こんにちは。
システムチームのTです。
突然ですが、自分は説明が下手です。
あれこれと、くどくど話して、
言っていることの意味がわからないので、
もう一度説明を求められることが多いです。
なぜ、このようなことが起こっているのか
ここで整理しようと思います。
原因の切り分け
なぜ、説明が下手なのかの原因を切り分けていきます。
その前に説明という行為をいくつかの段階に切り分けます。
説明をするという行為には、
整理(自分ひとりで行うこと) と 出力(相手がいて出来ること)
の2つの段階があると思います。
整理 は自分ひとりで完結するものです。
情報を集め、集めた情報を取捨選択し、
伝えたいことが伝わるように、情報を加工する。
このプロセスが整理です。
整理が終わったら、次は出力です。
出力は、実際に説明することと端的に言えます。
自分は、 説明が下手 というのは、整理の問題が大部分であると思います。
頭の中で情報が未整頓のまま、出力をしようとするので、
話の途中であのことも説明しないといけないと気が付いて軌道修正をはじめて、
くどくどと話すことにつながるわけです。
では、整理がうまくいかないのはなぜなのでしょうか。
個人的には、結論を伝えるためにどれが必要という精査が粗いからだと考えています。
物事が伝わらないのは、話の焦点がブレるからです。
例えば、いい服を買ったという話を友人にするときに、
見ていたテレビが面白かったという話(服と関係ない話)をしないはずです。
なぜなら関係ないし、不要だからです。
普段の雑談レベルである程度できることが、説明となると難しくなるのは、
目的のためにたどるべき道筋が不明確だからだといえます。
これは、手持ちの情報から帰納的に結論に向かおうとしているから起きるのだと思います。
本当は逆です。
結論から、なぜと問うて必要になってくるものだけが真に必要な情報だからです。
出力についても問題があります。
説明 という言葉から、教科書を読み上げるような情報の羅列を想像してしまい、
一方的に情報を詰め込んだ(しかもほとんどが不要な)話をするというのが問題になっています。
Aです、なぜならBとCがあって、、、と長々と話をすると
当たり前ですが混乱します。
いらない、欲しくない情報がたくさんあって邪魔だからです。
ここで肝要なのは、欲しくない情報がたくさんあること。
本当に求めている情報がなくて、
必要ない情報ばかり伝えられたら、話が蛇行して、聞いてもらうことも出来ません。
結論
説明が下手な理由としては、
・結論から逆算していない
・相手が求める情報が含まれていない
ことにあります。
この問題は、
自分がその問題にあたった時にどう解決していくか、
その時にどんな情報があるとよいか
というところから考えて情報を整理することで解消していきます。
2025/03/25 結論について、追記
説明が下手な理由として挙げた2点
1, 結論から逆算していない
2, 相手が求める情報が含まれていない
をどうやって解消していくかについて詳細に記載しなおします。
これら2つを修正するために問題になっているのは、
途中で補足しながら話せばいい
と考えているところにあります。
自分は情報を整理せず、そのまま話して、相手に情報を整理させている状態です。
つまり、相手に甘えて負担をかけさせようとしている のです。
そもそも、何かを説明する時は
問題が発生した時か、相談など助けていただいている時です。
いずれの場合でも、自分の問題に対応していただいています。
そこで、相手に負担をかけるようなことをするのは、
絶対に良くないです。
助けていただいている時にさらに負担をかけるようなことをしている。
協力していただいている時に非協力な態度を取ることは、
助けてもらう側の態度ではない。
仕事として助けているところに甘えているし、
それを見逃されている。
と考えるべきでした。
無理だ、まとめられない という考えが強すぎです。
だから、人の力を借りようとして、説明が下手な状態に甘んじていました。
人に助けてもらえる状況は本当に恵まれています。
そこに甘えない。