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スタッフブログ

2025年2月25日

“黒い画面”を触るときは気を付けましょう

こんにちは、システムチームのKです。

 

プログラマの中では「黒い画面」で通じると自分では思っているのですが、

コマンドプロンプトターミナルと呼ばれる画面のことです。

 

 

インフラ関連の業務でもないと、

触る機会は少ないですが、

自分はこの画面で作業することがまぁーーー嫌いです。

 

できることなら触りたくない。

多分8割くらいのプログラマは共感してくれるのではないのかなと思います。

 

理由は単純で、触るのが「怖い」からです。

 

基本的に、コマンドを打ち込んで、実行を繰り返すものですが、

もしミスしたときのリスクがかなり大きい行為もあるからです。

 

最近チーム内でも、経験の一番浅いメンバーが

“黒い画面”の操作を伴う業務で失敗したり、

めちゃくちゃリスクのあるコマンドの実行を軽い感じで依頼してくることがあったので、

この辺りの恐怖感を共有しておこうと思います。

 

最悪の場合、環境がぶっ壊れる

windowsにしろ、サーバーにしろ

一つのコマンドで平気で環境をぶっ壊せるのが”黒い画面”です。

 

そしてまた、コマンドというのはシンプルなので、 10文字やそれくらいの長さなのに、

影響範囲が莫大なものが存在します。

 

linuxコマンドで代表的なものと言えば、ファイル削除のコマンド。

書き方によっては、何の確認もなくドライブ全体のデータがすべて消去されます。

 

ウチではよくcronを使うので、

その周辺だとcronの設定内容が削除されるコマンド。

実はcronの内容を確認するコマンドと1文字違うだけなんです。

 

 

ほとんどのミスが”タイプミス”から起こる

こういったミスはほとんど、

知識が無いことから起こるものではなくて、

単純なタイプミスから起こります。

入力している途中に、手がEnterにあたって、

入力途中のコマンドが実行されてしまったとか…

しかもそれがコマンドとして成立していて、処理されたら目も当てられない。

 

だからホントに触りたくない。

 

防止策としては、

基本的に、コマンドの実行はコピペで行うこと。

 

エディタやドキュメントに、実行するコマンドを1行ずつ書いて、

貼り付けてEnterを押すだけの状態にすること。

とにかく、“黒い画面”上でキーを打つ機会を極力減らすことです。

 

ウチのメイン業務ではほとんど触ることが無いので、

この辺りを経験することがほとんどないですから、

この機会に”黒い画面”を触ることへの恐怖感が共有できたら幸いです。

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