こんにちは。
デザインチーム / マネージャーのUです。
シナジーデザインではタスクを進めるうえで、
ブレインマップという社内で開発された独自のツールを使用しています。
マインドマップをクラウド上で同期して扱うことができ、
書き出した内容にアイコンを付けることができます。
「承認」「差戻し」「指摘」など色々なアイコンがありますが、
その中で「良い」という部下を良い点を褒める仕組みがあります。
良いマークを積極的につけていく
上記で説明した良いマークですが
最近は積極的に良いマークを付けるようにしています。
過去では週に2~3個しか良いマークを付けていませんでしたが
最近では8~10個ほどと5倍ほど意識して褒めています。
今回、褒めることに焦点を当ててメリットを考えてみた所、
時間軸に分けて現状では以下の3つが思い当たりました。
(もう少し深く考えていきたいと思っています、、、)
・部下の聞く姿勢を作る
・部下の成長を促す
・部下との関係性の構築
部下の聞く姿勢を作る
まずは短期的な部分ではありますが、
部下の利く姿勢を作る、という効果があります。
いきなり指摘から入っても、反発する感情が生まれ
頭が回らなくなる可能性も十分考えられます。
そこで、何かを指摘する場合でも
まずは良い点を伝える、
そうすることで聞く姿勢を作るようにしています。
聞く姿勢をつくれば、あとは論理的に話して行くだけ。
そうすることで、ある程度フラットな状態で受け入れることができますよね。
例え失敗しても、失敗を受け入れることができるので、
考えを巡らせた防止策を出すことにもつながります。
部下の成長を促す
中期的な部分では
部下の成長を促す、という効果を期待しています。
シナジーデザインでも取り入れている考え方の1つである識学では、
「モチベーションは上司が与えるものではなく、部下自身が自己設定しなければいけないもの。」
とありますが、
自分は上司からのアプローチも必要だと考えています。
少なくとも部下自身が自己設定できる後押しは必要かなと思っています。
特にクリエイターにとってはスキルや制作物の評価は、
モチベーションにつながるもの。
仕事に対して能動的であれば成長も早いので、
成長の後押しにつながるよう、積極的に良い点は伝えるようにしています。
部下との関係性の構築
長期的な部分でいえば、
部下との関係性の構築があります。
仕事をしていればシビアなタイミングもあり、
どうしても指摘が増えることもあります。
そうなると、
直近で言われた指摘が頭を過り、上司が敵と感じて関係性が悪くなる、
ということも考えられるわけですね。
ブレインマップでは過去の履歴も見直すことができるので、
良い点を書いたことを見直すことができます。
過去に書いた良い点を見返させることで、
過去から味方として対応している事を伝えることができるんですね。
現在だけでは補えきれないことも、過去から補強できるので
とても効果的なのかなと思います。
最後に
とはいえ無暗矢鱈と褒めても意味がないので、
部下の状態を見つつ、適切に運用していくことが求められます。
他にもメリットはもちろんデメリットもあるかと思うので、
またの機会に掘り下げて書いてみたいと思います。