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2025年2月5日

素振りと本番

こんにちは。マーケティングチームのMです。

突然ですが、実は僕は運動が苦手です。幼少期の草野球なんかは、一人で3アウトをほぼ確実に取るので、友達によく笑われていました。負けず嫌いなので、家の駐車場で、素振りをしたのを覚えています。

さて、なんの話かというと、僕は素振りが下手だという話です。どういうことか。小さい頃の僕は素振りで野球が上手くならなかった。そして営業マンになった今、まだ下手な素振りをしていました。

素振りの目的

「野球においては打撃フォームを固めるための基礎練習 (引用元)」

とウィキペディアでは定義されています。要するに、自分の理想のフォームの再現可能性を高めるために繰り返し行う練習です。ただ素振りにも一つ大きな弱点があります。それは、同じ振り方をするバッターにしか有効性がないことです。

ボールに合わせて可変的な対応をするバッターの場合、フォームを固める練習はかえって良くなかったりします。

ここに、僕の素振りが下手な理由があります。

そもそも小学生の技術では、ボールがちゃんと飛んでくることなんてほぼほぼありません。都度、ボールをよく見て合わせないと、バットには当たりません。いくら綺麗なフォームを習得したとしても、それが発揮できなければ意味はありません。

電話営業も同じです。

指摘や指示をいただいたフォームはもちろん正しい内容です(指摘や指示を否定的に見てはいけません)。ただ、明らかに通用しない相手がいることも明白です。電話の向こうは仕事中です。作業や接客をしていることもあれば、たまたま事務所で落ち着いていることもあります。

全て一様に話すのではなく、フォームをその場で細かく修正しながら相対するイメージです。

ストレス反応が露骨に出ている方には、同じくらいのテンションで、かつフォローを入れながら挨拶。逆に、高いテンションで出た方には、エネルギー量で負けないように、すぐにギアを上げて名乗ります。もちろん、第二声で営業に対しての警戒が出れば、すぐにトーンを落として対応する必要があります。

それぞれに合った対応をしていきますが、どのタイプにも共通していることは、最大のエネルギー量をいつでも出せる状態を維持しておくことです。例えば、声のテンションであれば、ハイからローまでのどのレベルの声も即座に発生できる状態。そのために、ロープレで最大出力の練習をします。

僕の問題は、相手のテンションに関わらず、一定のフォームで本番に挑んでいたことです。素振りが下手というのは、そもそもの目的を理解していないということです。

柔軟な打者

社会人になって4年。70歳まで働くとすれば、あと44年間残っています。ひとつの型を決めて同じトークを繰り返していく方法か、自分自身で思考して自由に勝負していく方法。どちらが良いかという話を少し前に社長から受けました。当然、僕は後者です。

今回の問題は、指示の意図を汲み取らずに、思考停止で動いていたこと。実際の業務の中で、やっている方法に違和感が生じても無視して放置していたこと。

「言われた通り一生懸命やっているのに成果が上がらない。」みたいな他責の考えに陥る可能性もあったので、危険な状態だったと思います。

かといって、まだ数値上の改善は出ていないので、考え方を正して今年も成果を伸ばしていきます。

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