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2024年12月25日

ストレス値は免罪符ではない

 

こんにちは、マーケティングチームのIです。

 

部下のストレス値が高い場合の対応

かなり難しく、イレギュラー対応や例外処理が発生するので

次、同じシュチュエーションが来ても判断は変わります。

 

対応していて感じることを言語化したいと思います。

 

タスクのレベルが上がれば報告の難易度も上がる

 

最近、報告ができなくなった部下がいます。

 

守れていたルール、約束

毎日のルーティンや報告ができなくなり

指摘や差し戻しができなかった頃のように増えて

ストレスを感じている様子が伺えます。

 

気の毒です。

 

ただ、理由は退化したわけではなく

報告はタスクのレベルに合わせて、難しくなっているからです。

 

作業や行為ではなく

問題解決に責任を負って業務を遂行する以上は

予定外の問題に対しての報告が求められます。

 

また、経験したことのない難しい問題になるので

再発防止のための分析やデータ収集も必要です。

 

しかも、問題の言語化はタスクの難易度が上がれば上がるほど、難しくなります。

 

結局、報告ができない要因は

報告ごとをまとめるための能力がないので報告ができなくなります。

 

 

ストレス値は免罪符にはならない

 

見出しにもある通りです。

 

ただ、ストレス値が高いと何をしてもいいわけでもないし

報告できないからしなくていい。なんてことは認められません。

 

前提として

会社員である以上、業務時間中は業務を遂行する責任が発生しています。

 

給与が出ています、至ってシンプル。

ストレス処理して限られた時間で、約束した仕事を全うする。

 

報告が難しかろうが

給与が発生し、業務として遂行しなければならないため

まずは決まった時間に決まったことをする。

 

その中で報告や承認を得ることは義務です。

ストレス値は免罪符にはなりません。

 

指摘や差し戻しは答え合わせ

 

ただ、会社の仕組みとして利用している

指摘、差し戻しの概念が少しネガティブすぎるものになっているかもしれません。

 

指摘を受けたら負け

差し戻しを受けたら負け

 

そんな風に感じていると

報告や承認の回数は必然的に減ります。

 

そうすると正しい答えに辿り着くための

答え合わせの時間が減るので

会社基準ではなく、独自の理論で構築された全く別のアウトプットが出てきます。

 

時間や労力といったコストを使ったにも関わらず

大きな指摘、差し戻しを喰らう羽目になるので

上司は本当に大きな敵に感じてしまう構図が出来上がってしまいます。

 

難易度の高いタスクの場合は

中間報告、答え合わせ的なニュアンスで

PDCAサイクルを最短、最大の回数で回してほしいと思います。

 

問題はその場で処理するのが最適解

 

最後に部下を見ていて感じる、個人的な意見ですが、、、

問題はその場で処理することを徹底してほしいです。

 

適当にその場しのぎの返事をしているのは、多重債務者と同じです。

無理な約束をその場しのぎでし過ぎて、首が回らなくなる。

 

できない約束を考えずに、増やすことになり

無理な約束が管理できない量になる。

 

結果、全てが機能不全となり

約束を破る、約束を組み直すこともしないのが当たり前となり、マヒします。

 

最終的には、約束を結んだ上司や会社に対してストレスを感じ

ストレスの原因を他責にしてしまいます。

 

そもそも約束しなければいい話で

その場で約束しない理由を伝えないから

無理な約束(ストレス)が増えてしまいます。

 

その場で無理な理由を伝えれば、代案は双方話し合いのもとでその場で出ます。

ここで話すストレスを避けるから、後先考えずに相手に軽く乗っかり

このような状態に至っていると分析しています。

 

その場でストレス処理をするのが

一番楽なことだと覚え

自分でストレス処理してほしいと思います。

 

 

 

 

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