こんにちは。
システムチーム プログラマーのNです。
12月、年末なので今年一年のメイン作業をブログにしようと思います。
社内ツールの改修・機能追加
今年、メインのタスクは社内ツールである、ログビューワーと営業ツールでした。
ログビューワーは、お客様の契約状況などを把握するために社内スタッフが使用するシステムです。
営業ツールは、全国の車屋さんにデキテルの魅力をお伝えするために主にマーケティングスタッフが使用するシステムです。
社内ツールではありますが、機能はかなり豊富にあります。
デキテルは約14年運用しており、全国で1100社さま以上にご利用いただいています。
データ量も多いので知りたい情報をピンポイントで探し出せるように検索機能が特に充実しています。
基本的には店舗さまごとにデータを集計し、数値化して表示させます。
主に担当させていただいて感じることは、パフォーマンスを維持してデータを表示することの難しさです。
デキテルの全ての店舗さまの全てのデータが集約されているわけなので、データ量が非常に多いです。
データ量が多いということは集計する時間もかかるということです。
マーケティングスタッフがお客様と電話中に使用する場面もあるので、何十秒、何分もかけないと知りたい情報に辿りつけないのでは使い物になりません。
数値の整合性とパフォーマンスの両立が求められると感じました。
データは毎日蓄積されるので、パフォーマンスは毎日少しずつですが落ちていきます。
定期的に高速化をしなければいけないのですが、
実際に高速化を実施して心が折れそうになりました。
高速化という言葉も嫌いになりました。
何が難しいのかというと、
10秒から9秒に高速化しても何の意味もないというところです。
元のパフォーマンスによって少し早くなったぐらいでは意味がないのです。
「ふーん。そうなん?体感変わらないけど?」
と感じさせては失敗なのです。
本音を言うと、少しでもパフォーマンスを改善するだけでも大変なのでかなりへこみます。
成功すればやりがいや嬉しさを感じる
パフォーマンス改善は上司の的確な指示があり、なんとかやり遂げることができました。
速度的にも10秒から1秒以内になりかなりパフォーマンスはアップしました。
そして社内ツールということもあり、反応がダイレクトに返ってきます。
使いにくい場合は使いにくい、使いやすくなったら使いやすい。と
高速化については、
「感動するぐらい早くなって効率が上がった」
とスタッフに言ってもらえました。
作業中は苦しいことがほとんどなので余計に嬉しく感じます。
今年、社内ツールの改修を主にさせていただいて感じたことは、
良いものを作ればちゃんと評価される。
物づくりは良いものを作ってなんぼ。
使いにくいものを作っても意味がない。
ということをより感じることができました。
使うユーザーの反応をダイレクトに受けることで、作る目的を感じることができたと思います。