こんにちは
システムチーム プログラマー / マネージャー のAです。
特例的に書いています。
今回は
制作者にとって大事な話をします。
強く伝えたいので、極端な言い回しや展開があります。
結論から話すと
週間の予定を達成するには…
1. 残作業を洗い出し、優先度を決めて対応 を繰り返す。
2. 残作業の洗い出しは、極限まで細かく。
3. 他人が関わる作業は、優先度を高く設定する。
の3つが大事だという話になります。
残作業を洗い出し、優先度を決めて対応 を繰り返す。
個人的に、タスクを遂行する行為は
・残作業を洗い出す
・優先度を決め、対応していく
の 繰り返し だと思っています。
対応に失敗したとしても、
また、残作業を洗い出して、優先度を決めて対応する。
とにかく、この2つを繰り返す。
残作業の洗い出し、優先度決め、は 全員やってると思うんですが
感覚的にやってしまっていたり、
繰り返し実施してないことが問題と見ています。
もう1度書きますが
残作業を洗い出し、優先度を決めて対応 を繰り返す。
残作業が時間内に収まる限り、100%は達成出来ます。
その前提で、ノウハウを聞いてください。
残作業の洗い出しは、極限まで細かく。
全員、「残作業」としているものが粗い傾向にあります。
その粗さが、未達の大きな一因になっています。
例えばよく見るのが
「QC」のような残作業。これでは全然ダメです。粗すぎる。
良い例と悪い例を図解したので、必ず見てください。
細かさの違いがよく分かると思います。
感覚的に、「残作業多いな」と感じると思います。それで正解です。
週の初めに「大丈夫です」と言ったのに大丈夫じゃなかった、、というのは
残作業量を少なく誤認しているのが一因です。
本人的には
ホントに大丈夫だと思ってしまっていると思います。
残作業量を少なく洗い出してしまい、危機的な状況を察知できていない。
あと、まとめて、整理して書くのもダメです。
よくあるのがこんな悪例。
残作業をタスクごとに書き出すと、効果が半減します。
1つの枝の中に、全てのタスクの残作業を含める事が大事。
タスクの枝の中で優先度を書いてしまうと、
タスク間での残作業の優先度を比較できなくなる。
「◯◯タスクのQC依頼」と「■■タスクのテスト依頼」のどちらが優先なの?という感じ。
だから、
QC依頼だけで完了するタスクを放置して
他のタスクの実装に集中していた、、、のようなあり得ない進捗が発生します。
また、
うちのタスクを進める上では、
「クォリティチェック」「相談」や「報告」を
残作業として扱うことも重要です。
「作業」という言葉から「実装」を連想してはダメです。
実際には、承認依頼送信、相談、 QC、、これらすべて作業。
次に、優先度の決め方に関するノウハウです。
他人が関わる作業は、優先度を高くする。
全員の傾向としてありますが、
他人が関わる作業の優先度を、低く設定しすぎです。
他人が関わる作業、とは
お客さまへのご連絡、代表のクォリティチェック依頼、他チームへのヒアリング、、
等になります。
「実装」や「仕様作成」は、基本的に1人で行うもの ≒ いつでもできるもの。
だから、優先度が低くなります。これがポイントです。
他人には、自分では予想できない不確定要素があります。
だからこそ、やれるときにやっておくべき。優先度を高く設定しておくべき。
システムチームにありがちな
他人が関わる作業を放置して、自分の実装を優先する というのは
最悪の進め方の1つになります。
次が、最後のノウハウになります。
1度やって終わりではない。1日何度でも繰り返す。
自分の場合、残作業の洗い出しは1日10回以上行っています。
上手く実装が進まない、
承認依頼が差し戻って、再度承認依頼が必要、
取るべき承認が漏れていたことに気付いた、、、
など、
タスクの状況はリアルタイムに変わります。
その度に、残作業量と優先度は変わっています。
だから、残作業の洗い出し と 優先度決めを繰り返すわけです。
しんどい話が続いてるような気がするんですが、、、
残作業を消化して完了扱いにするのは、少し快感ですし
その日の消化量を確認すると、若干の達成感を感じます。
その達成感を求めて、自分は継続出来ているのかな と思います。
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もう一度まとめます。
週間の予定を達成するには…
1. 残作業を洗い出し、優先度を決めて対応 を繰り返す。
2. 残作業の洗い出しは、極限まで細かく。
3. 他人が関わる作業は、優先度を高く設定する。
の3つが大事。
徹底すれば、もっと達成率は上がるはずだと本気で思っています。