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2012年5月1日

本日から自動車重量税が変更になりました。~電話対応力のアップが重要に~

複雑になった重量税

先日のブログで書いたとおり、
2012年5月1日から自動車重量税の額が変更になり、
今まで車輌の重量ごとに決まっていた税額が、
車齢(新車からの経過年数)とエコカーの減税基準により
数種類に分類されるようになりました。

大きく分けて4種類です。
それぞれの重量税は以前の料金と比べて以下のようになります。

1、新車~13年未満
・・・前よりも少し割安に

2、13年~18年未満
・・・前と同じ

3、18年以上
・・・前よりも割高に

4、エコカー対象車
・・・前よりもだいぶ割安に
(エコカーはさらに細かく分類されます。)

新車から13年未満の重量税だけをHPに表示

自動車検査登録情報協会の提供する資料、
『車種別の平均車齢 推移』の2011年のデータを見ると
乗用車の平均車齢は7.74年となっており、
新車から13年未満の区分がボリュームゾーンとなっていることがわかります。
>> PDF資料

そこで、弊社ではクライアント様のホームページ上では
新車から13年未満の料金表だけを用意し、
その他の金額については見積等の問合せを促す記述を行いました。

大手車検チェーン店さんでも同じような表示に

重量税の変更に当たって、
車検チェーン店さんのHPを参照したのですが、
コバックさんやホリデー車検さんなどでも
同じように1種類の料金表だけを記載されています。
(記述している年数の区分は若干の差があります。)

ユーザーが複数のHPを見て、
車検料金を比較することが予想されますので、
弊社のクライアント様でも
比較しやすいように同じ基準で記載するようにしました。

比べにくいと比較の対象から外されてしまうことがあるからです。

HP上の車検料金表は目安金額を伝えるためのもの

弊社では、
ユーザーが整備工場さまのホームページから見積を依頼する段階では、
まだその工場に依頼するかどうかの決定はしていないと考えています。

見積を依頼する目的は次の2つのどちらかに分類されると思います。

1、比較の目安になる概算金額を知りたい
正確な車検費用は、実際に車を見て、
中身を検査しないと弾き出せないと思います。
多くのユーザーも感覚的に、そのことは理解しています。

ただ、実際に整備工場を「はしご」して最終見積を何社からも取るユーザーはまれです。
時間も掛かりますし、そこまでしてしまうと断りづらいと考えるのが普通です。
そこでHP上から見積依頼をして概算費用だけを得ようとします。
ユーザーは数社の概算費用を比較して、最終的に訪問する候補を決定します。

2、整備工場の対応を知りたい
実はこちらのほうが重要だと考えているのですが、
ユーザーが見積をする目的は整備工場の対応を知りたい、と言うことです。

弊社の車検ユーザーアンケートにもあるとおり、
多くのユーザーに取って初めて訪れる整備工場は、
入りにくい存在です。

そこで、ユーザーは車検の見積を依頼することで
整備工場の対応を探ろうとします。
ホームページで書かれている雰囲気や
ポリシーが実際にそこにあるのか、を判断します。

電話やメールの応対が悪いとユーザーがピックアップした
車検依頼先の候補から漏れてしまいます。

ただ、対応が良いとユーザーはその時点で
「ここが自分が探していた整備工場だ!」と考え、
即入庫になることもあります。

重量税が複雑になるのはチャンスでもある。電話・メール対応力のアップを。

重量税が複雑になることで、
ユーザーにとって、ホームページ上だけで自分の
車検費用を判断することが、以前より難しくなります。

そこで、今まで以上に整備工場さまへの見積数や問合せが増える可能性があります。
一人当たりが問合せる件数も増えると予想されます。

その接点、つまり整備工場さまにとってのチャンスをものにするために
今後は電話やメールでの応対に磨きを掛ける必要が出て来ます。
多くのライバルと対応を比較されるため、
電話対応やメール対応に問題があるとせっかくの見込み客を失うことにつながります。

今までも重要でしたが、
重量税の変更によって、ホームページからの入庫を増やすためには
電話・メールの対応力のアップが必要になってくると考えます。

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