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スタッフブログ

2023年5月22日

最悪を想定して約束を守る

こんにちは。

デザインチームのUです。

 

皆さん、約束についてはどういった印象を持ってますでしょうか?

 

友達通しで交わすカジュアルな「約束」

恋人との希望を込めた「約束」

あまり親しくない人と交わす社交辞令の「約束」

 

約束といっても色々ありますよね。

このように一言で約束といっても

相手や状況に応じてさまざまな解釈があります。

 

実は2年半程前にも、約束テーマでスタッフブログを書きましたが

今回、あらためて掘り下げていきたいと思います。

前回の記事:「仕事における約束」

 

 

会社においての約束

会社と交わす約束。

 

とても重たい言葉に感じますよね。

 

会社と社員の間には、金銭の授受が発生しています。

 

会社の看板を背負って遂行の約束を交わし

会社から大切な仕事を預かり

アウトプットとして会社に納品します。

 

上記のフローを見ればわかる通り

会社と個人の約束は「契約」に近いんですね。

 

約束という言葉を軽んじて

友達や恋人や知り合いと交わす約束を適用するのは

あまりにも都合が良すぎますよね。

 

少し過激な表現をすると、

会社もお金を払う約束を守らなくていい

という解釈できます。

 

ひとりひとりが、

これは守ります、これは守りません、

好き勝手に動いていたら、

会社が機能しなくなり、約束を守れない会社が出来上がります。

 

そんないい加減な会社に仕事を依頼したくないですよね。

 

それくらい、

会社全体に波及していく重要な責任。

それが会社との約束です。

 

デザインチームでの問題

約束したタスクをなぜ守れないのか。

 

それを紐解くには

まずは約束した時点にさかのぼる必要があります。

 

今日、遅延をしている部下と話していたのですが

「見積りが甘かったです」という言葉がでました。

 

常日頃から「できる約束をしなさい」と話していますが

そのうえで、こういった言葉がでてくるのは問題ですよね。

 

さらに掘り下げていくと根本にあるのは

怒られたくないから、という所に行きつきました。

「先週も遅延しているのに、今週も長い時間の見積りを出して怒られたくない…」

 

そんな考えが古い脳に働きかけ

自己防衛をするために、指摘されない約束を交わしているんですね。

 

そして、毎週のように遅延をしていると

約束を破る、という行為が麻痺してしまい

毎週のように同じことを繰り返してしまいます。

 

どんどん悲観的に、

ネガティブの渦にはまってしまい

抜け出せなくなります。

 

でもそんな事を繰り返していても破綻してしまいますよね。

の負のスパイラルから抜け出し

正のスパイラルに転化する必要があります。

 

 

ネガティブは悪くない

先程、「怒られる」という考え方が良くない

という話をしましたが、

ネガティブになることが悪いというわけではありません。

 

防衛的悲観主義 という言葉があります。

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「防衛的悲観主義」とは、物事を悪いほうに考えることで、

悪い状況を回避しようと努力し、その結果成功につながるという考え方です。

google検索より

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オリンピック選手などのアスリートも、そういった考え方を持っている人もいるようで、

最悪の負ける姿を想像して弱点を分析、練習で克服していくそうです。

 

仕事でいうと

最悪の事態を想定して、見積もりをたてる

に当たりますね。

 

最悪の事態を想定しておけば、事前に相談することができ

トラブルを未然に防ぐことができます。

 

それをシナジーデザインでは

不安度という指標で数値化していますが、

「怒られたくない」という考えで動いているとこれが機能しません。

 

通常より長い見積りを見ると、上司は当然指摘をします。

なぜ長い見積りになるのかを正確に把握し判断する必要があるからです。

これを「怒られる」と認識して避けているのが現状です。

 

ひとつ間違ってはいけないのが、

上司が指摘をしているのは、敵対ではなくサポートです。

 

指摘することで問題を炙り出し

味方になって事前に問題を潰すサポートをしています。

 

怒られたくない、という考え方で仕事をしていても

仕事が上手くいく、よい未来は訪れません。

 

悲観的になるのであれば

怒られることを考えるのではなく

最悪の事態を想定してすべてを書き出す。

そのうえで

受けた指摘をサポートと受け止め改善していく。

 

そうすることで、

問題が一つ一つ解決していき

会社との約束を守ることができるようになります。

 

 

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