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スタッフブログ

2023年2月15日

過去、現在、未来、3つの時間軸

こんにちは、システムチームのKです。

 

私がサブマネージャーへ再度挑戦すると宣言して

もうすぐ1年になります。

 

この1年間を振り返ると、自分の仕事のスタンスについて

考え方を改める、変化の1年だったと思います。

 

代表にも、多くの時間を割いていただき、

また、自分の問題について言語化するために、ご負担をおかけしました。

 

「現在」だけで物事を見る仕事の仕方が定着していた

 

この週は、「過去」と「未来」を無視して仕事をすると、

その仕事は間違いなく失敗するということ。に気づかされた週でした。

 

「未来」を考えることは難易度が高いです。

未来は複雑不明確不確定だから、ですね。

 

「過去」は前提条件なので、「現在」取れる行動の選択肢を狭めることになります。

つまり、結果的に仕事の難易度を高くすることにつながります。

 

人間は本能的に頭脳労働を避けるようにできているので、

無意識に「過去」、「未来」について考えようとしません。

 

では、「過去」と「未来」の2つを無視して

「現在」のことだけ考えて仕事をすればどうなるでしょうか。

 

前提条件が少ないので、

広い選択肢を取ることができ、

未来のことを無視すれば、

今自分がいいと思う、したいと思う仕事をすればよい。

 

そんな考え方になりますよね。

 

今文字に書いてみると、ものすごく自分勝手なんですが、

1週間前まではこの考え方が、自分の仕事のベースになっていたため、

様々な問題の原因となっていました。

 

報告漏れを繰り返す

最初から意図的に漏らしてやろうと思って仕事をすることはありません。

 

ではなぜ漏らすようになるのか、

そのトリガーは

「1回目の報告漏れ」

だと考えています。

 

報告漏れはミスであり、

ミスはその場で直さなければいけません。

 

この時に、ミスが起きた原因に向き合って改善策を考える、

つまり、「過去」の清算をしないといけないわけです。

 

前述したように、

「過去」ついて考えようとしないので

根本的な改善が行われず、

報告漏れというミスはずっと放置されていました。

 

 

問題を放置して後回し

「現在」の時間軸だけで考えると、

「その問題が起こるかどうかはわからないじゃないか」と考えるようになります。

問題が起こってから考えればいい、だから今準備する必要はない。

どうしても、問題が起こらない方に賭けたくなる。

 

ただ自分が今回の出来事で痛感したことは、

私程度の人間が考える、

「予想される問題はほぼ必ず起こるということ」

です。

 

将棋か何かのメディアで読んだ記憶があるのですが、

「プロは負け筋を消す。リスクのパターンとその対処を探すことに時間を使う。」

という言葉が頭に浮かびました。

 

負け筋を残したまま、勝ち筋(になるかどうかもわからないもの)を増やしても

最終的にギャンブルになるだけなので、

失敗するリスクは常に存在することになります。

 

 

クオリティチェックを飛ばす、差し戻しを放置

デザインでもシステムでも、仕事には一定の基準が存在します。

その基準を設定しているのは、個人ではなく、会社です

 

なぜなら、その仕事はもともと会社のもので、

会社の名前、代表取締役の名前で受けているものだからですね。

 

個人の基準が会社と完全に一致していれば問題ないのですが、

ウチのように未経験から入社しているメンバーが多い会社だと、

基準以下のものがたくさん出来上がってしまいます。

 

それらを会社の基準に合わせるために、

クオリティチェックというフェーズが存在し、

基準に満たないものはその場で差し戻されます

 

過去:これまでウチが積み上げてきた、守ってきたクオリティ

未来:クオリティに満たないものが公開されることで受けるダメージ

デキテルで例えるなら、不具合や解約数の増加など

 

上司は「過去」「未来」を考えたうえで判断をしています。

「現在」のことしか考えていない自分が作ったものが基準から外れているのは当然です。

 

だから、

 

「なぜだ、良いものを作ったじゃないか」

「せっかく作ったのに否定されるのは納得がいかない」

 

といった反発の感情が出てしまうんですね。

 

なので、クオリティチェックを飛ばす、差し戻しを放置という行動は

一種の「反抗」であったと反省しています。

 

 

仕事において「過去」「現在」「未来」はワンセット

アルバイトや、新人なら、「作業」という「現在」のことだけを考えて

できる仕事をすればいいですが、

今の自分の役職、立場的にも

「過去」と「未来」この2つを避けて仕事をすることはできません。

 

腹をくくって、その2つに向き合って仕事をする。

 

これは絶対です。

 

「過去」と「未来」のことを考えるのはストレスがかかります

難易度の高いことだから当然です。

 

でも、世の中の仕事ができるマネージャーやリーダーは

「過去」も「未来」も考えています。

 

だから人間にできないことではなく、

ただ自分にそのスキルがないからできないだけ。

 

できるようになれば自分は成長できる。

 

過去2回、マネージャーにチャレンジして失敗しました。

なぜ失敗したのか、「過去」を振り返って考えてきませんでしたが、

今回向き合った事で、1つ本質的な部分を見つけていただいたと感じています。

 

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