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スタッフブログ

2022年11月21日

アウトプットの品質基準は1つだけ

こんにちは。

デザインチームのUです。

 

デザインチームでは現在、

弊社サービス「デキテル」の新デザイン開発に取り掛かっています。

 

お客様には、これまでのデキテルにはない

より最新のデザインを体験いただけるよう、

頭を精一杯まわして、丹精込めて制作しています。

 

そこで今回、

新デザインを制作しているメンバーに向けて

アウトプット品質の基準について書いていきたいと思います。

 

新デザインの難易度が高い理由

新デザインは、なぜ難易度が高いのかというと

デキテルのこれまでにはないコンセプト

のデザインを作るから、です。

 

つまり

これまでの単純化されていたタスクに比べ

 

より複雑で

不明確で

不確定

 

なものになります。

 

これまでは、会社が大部分を明確化して仕組化してくれていたのが、

自身で考える範囲が増えるわけですから、

難しいのは当然ですよね。

 

なので、まずは出来ない自分を受け入れて

考えて、考えて、考えて作り切る必要があります。

 

この作り切る、という部分が重要で

基準がぶれると承認が得られず

差し戻しが続く事になります。

 

作り切る、の基準はなに?

シナジーデザインでは、週間で出すアウトプットを約束して

1週間区切りで動いています。

 

その中で、部下に対して進捗や不安な点を

日々確認しているのですが、

その時にでてくる言葉としてよくあるのが

 

 

「自分の中では完了できますが、承認を得られるかわかりません」

という言葉です。

 

 

こういった状態に陥ったことが、

皆さんの中でもあるんじゃないでしょうか?

 

僕自身も、そういった時期があったように思います。

 

 

ただ、この言葉を分解してみると、

おかしな点に気付きます。

 

前半の「自分の中では完了できます」

・自身の基準

 

後半の「承認を得る」

・会社の基準

 

そう、2つの基準が混在してしまっているんですね。

 

当事者となるメンバーが

自身の責任の範囲で作ります。

後はサポートをしてください。

 

そういった思考の時にでてくる言葉なのかなと思います。

 

ですが、会社がしている約束は

会社の基準でのアウトプット。

 

 

自身の基準での約束は、何の意味を持たないんですね。

自身の基準を通してしまうと、それが会社の基準となり

基準の低い会社になってしまいます。

 

では、会社の基準が低いとどうなるのでしょうか?

 

 

味の変わったラーメン屋

過去に代表がブログで書かれている例えになりますが、

ラーメン屋さんで想像してみてください。

味の変わるラーメン店とデザインが変わる制作会社

 

評判のいいラーメン屋さん。

とても美味しいラーメン屋さんでしたが、

 

ある日、少し味が変わったな、、、

美味しくなくなったな、、、

 

もしかしたら、

そんな経験もあるんじゃないでしょうか。

 

話を聞いてみると、

そこに新しいスタッフが入って、彼が自分の基準で作っていたから

としましょう。

 

そのお店では色々事情があるのかもしれませんが、

お客様には全く関係のない事ですよね。

 

飲食業界だと

食べログなどの評価アプリが使われているので

評判が一気に広がってしまいます。

 

そうなると、

立て直すのが大変だし

最悪廃業してしまう、なんてことも考えられますよね。

 

 

デザイナーやシステム、マーケターに置いても同じことで

会社の基準を落とすと

利用いただいているお客様も離れていくし、

新しくはじめられるお客様もいなくなります。

 

会社の基準はひとつ

最後に話をまとめますが、

ここでの問題は、メンバー其々が基準を持っていて

 

会社の基準 と 自身の基準

複数の基準が存在している事です。

 

それを放置しておくと

自身の基準を会社の基準に当てはめるようになっていきます。

 

 

それを防ぐためには

自身の基準という弱い基準を捨て去ること。

 

まずは、会社の基準を知り、それを守っていく

さらには、会社の基準を高めていくことで、

自身も会社も、より価値が高まるのかなと思います。

 

 

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