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スタッフブログ

2022年11月16日

「つもり」という言葉は危険

こんにちは。

システムチーム/プログラマーのNです。

業務のなかで

「〇〇しているつもりでした」

「〇〇したつもりでした」

という言葉を使うことがあります。

「つもり」という言葉を使うときは良くない状況のときが多いと感じています。

今回のブログはその部分を掘り下げていこうと思います。

「つもり」とはどういう意味なのか

つもりという意味を調べると

・前もってもっている考え。意図。心ぐみ。

・実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち

とあります。

自分の中だけで完結しているときに使う言葉だということです。

自分の予想や、こうなってほしい、いてほしい

と願うような含みがあります。

つもりは予定ではないということ

「明日、仕事に行くつもりです。」

「この時間に〇〇するつもりです」

上記の言葉に共通するところは

実際に何も決まっていないということです。

自分の中だけで決まっていることを言葉に出している。

以前から考えていた、自分の「意志」や「計画」を言っているだけになっています。

聞くほうとしてはどう感じるでしょうか。

困りますよね。

どうするつもりなの?と聞かれた場合はいいですが、

明確な予定を聞いた場合の返答だと困ります。

なぜならば

実際には本当かどうかわからないからです。

自分の気持ち次第で変わってしまう。

自分の精神状態によって変化してしまう。

つまり

「つもり」ということは、何も予定が明確に決まっていないということです。

つもりで答えるのは相手に対して失礼

つもりは何も予定が明確に決まっていないことと説明しましたが、

「予定は?」と聞かれて

つもりで答えるのは相手に対しても失礼です。

決まっていないなら決まっていないと言うべきです。

なぜそう答えてしまうのかを掘り下げてみると

自分を守っているからだと気づきました。

決まっていないということで指摘を受けたくない

という防御反応がでて答えてしまっている。

決まっていないという事実を隠して

こういう気持ちではいますという言葉でオブラートに包みダメージを減らそうとしている。

いわゆる言い訳をしている状態

自分のストレスを減らす行為が相手にストレスを与えてしまっている。

そんな「つもり」がなかった言葉が、実際には相手に影響を与えてしまっている。

相手を尊重できていないということです。

言葉一つ、行動一つを掘り下げて考えると問題点がでてきます。

その問題点を解決することで、これからも成長することができると思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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