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スタッフブログ

2022年9月20日

考えるクセを持つことが大事

こんにちは。

システムチーム/プログラマーのNです。

ここ数ヶ月ほど、仕様作成をすることが多くなりました。

仕様を作成し、上司の承認を得て部下に伝え実装を指示します。

仕様作成はすごく難しいと感じています。

実装を考えることより難しいです。

追加する機能に必要なものは何なのか。

UIはどうなのか

未来の別の場所にいる、誰かの行動を制御する仕組みになっているのか

など

実装前に決めなければいけないことが多く、何度も差し戻しが発生しています。

なぜ差し戻しが多くなっているのかと考えたときに

1つ1つを細分化できていない

要件定義できていない

ヒアリングができていない

ところに原因があると思っています。

今回のブログで一度整理したいと思います。

 

要件とは何か

調べてみると

要件とは、「欠かすことができない必要な条件」「大切な事柄」

を意味しているとあります。

要件定義というのは

プロジェクトの目的は何なのかというところを決める。

プロジェクトを始める前の段階で、必要な機能や要求をわかりやすくまとめていく作業のこと

とあります。

文字にするとわかりやすく理解できます。

でも、いざ要件定義の工程に入ったときに

開発者目線なのか、ユーザー目線なのかで要件定義が変わると感じています。

ユーザー目線で定義する場合、要求定義といったほうがいいでしょうか。

どちらを優先してもいけないと思っています。

開発者目線で定義する割合が多いと

この機能はできない、または難しそうという方向に考えてしまいがちです。

システム的に内部を知っている分、フラットにしていると無意識に流されてしまいます。

じゃあいつもユーザー目線で考えれば良くないか?

というとそうでもなくて、

実現できない可能性が高いものになってしまい、落としどころがわからなくなり

要求だけが膨らみ、適切な開発スケジュールも立てられない状態になってしまいます。

なので、要件定義のときは

・ユーザーからの要求は漏れなくダブりなく明確にする

・要求に優先順位をつける

・実現できる内容か整理をする

ことが重要だと考えています。

 

仕様に落とし込むために

要件が固まって初めて仕様に落とし込む作業に入ります。

わかったように書いていますが、仕様の作成段階で要件に漏れがあり差し戻しになったりします。

なぜ漏れが発生するのか。

自分は要求を引き出すスキルが足らないからだと考えています。

ヒアリング能力、もっと言えばコミュニケーション能力が足らないのではないかと思います。

何を求めているのか、意図を把握することができていないことが多い。

社内MTG時に上司の考えを引き出そう(ヒアリングして)というより、

自分の知ってる情報の範囲内で受け答えをしているように思います。

上司は自分よりキャリアも知識もあります。

上司の考えを引き出すことができると

その場で仕様を決めることができますし、

デスクに帰って一人で考えて差し戻しということもなくなります。

その場で決めるということが必要なのだと思います。

考えるクセを持つことが大事

要件・仕様作成は難易度が高いことだと痛感しています。

実装することも難易度が高いですが、

考えのレイヤーがもっと深いように思います。

考えることを繰り返すことで、思考力を上げていき

考えるクセを持つことが大事なのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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