こんにちは。
デザインチームのAです。
デザイナーですが、最近はもっぱらライティングをしています。
大学時代に文学部にいたので、
文字を書くことは人並みにはやってきたつもりです。
より効率よくライティングを進めるためにも
今回は、車修理の事例ページ作成にあたって
「よくある車の故障と原因」についてまとめます。
車修理の事例作成をする他のメンバーの役にも立つかと思います。
エアコンの故障
【症状1】異臭
1. エアコンフィルターのつまり・・・エアコンフィルター交換
エアコンフィルターは、外から取り入れた空気や車内の空気から、チリやほこりなどの汚れを取り除くためのフィルターです。そのため、エアコンフィルターには汚れが溜まります。溜まった汚れを媒介にしてカビが生えることで異臭が発生します。
2. エバポレーターのつまりや故障・・・エバポレーターの洗浄または交換
エバポレーターにも汚れが溜まります。結露で発生した水分によってカビや雑菌が増殖しやすく、これが悪臭の原因に。エバポレーターの洗浄は、冷房の効きをよくするだけでなく臭い対策としても必要です。
【症状2】異音
1. ブロアファンモーターの故障・・・ブロアファンモーターの交換
車のエアコンで風を送る役割を果たすのがブロアファンモーター。
ブロアファンモーターが故障すると、「キーン」「キュルキュル」といった異音がする場合があります。
また、車のエアコンから風が出てこない場合も、ブロアファンモーターの故障が考えられます。
2. コンプレッサーの故障・・・コンプレッサーの交換
エアコンプレッサーに不具合がある場合は、「ジー」「ギギギ」「ウィーン」「ガラガラ」といった異音が発生します。
「ギギギ」という異音が大きいときは、エアコンプレッサーが焼き付いている可能性もあります。
3. エアコンフィルターやエバポレーターの詰まり
エアコンフィルターやエバポレーターが詰まっている場合は、「ブーン」「ガラガラ」といった異音がします。
どちらも目詰まりを起こすと、カビの胞子が車内に送られることになるため、健康のためにも早めに洗浄、または交換が必要。
【症状3】冷房が効かない
1. エアコンガスの漏れや不足・・・エアコンガスの補充
エアコンガスの減少は漏れが主な原因です。
運転中の振動などにより、エアコンガスが通っているアルミ管やゴムホースなどに亀裂や結合部分の不具合が起こり、エアコンガス漏れが生じます。
また、エアコンガスを補充してもすぐにガスが減少してしまう場合は、漏れの原因になっているパーツ交換などの修理が必要になるケースも。
2. コンプレッサーの故障・・・コンプレッサーの交換
エアコンガスを圧縮・液化する役割を果たすエアコンプレッサーに不具合が起こると、空気を冷やす機能が失われるため、冷房が効きません。
3. エバポレーターのつまりや故障・・・エバポレーターの洗浄または交換
エバポレーターは、暖かな空気を冷やすための装置。エバポレーターが詰まる、または故障すると、冷気をつくることができなくなるため車のエアコンの効きが悪くなります。
【症状4】暖房が効かない
1. サーモスタットの故障・・・サーモスタットの交換
車のサーモスタットの役割は、エンジンを循環して冷やす冷却水の温度を検知し、ラジエターへ冷却水を送る、冷却水の温度調整をすることです。
車のエアコンの暖房は、高温になった冷却水で空気を暖めて送り出す仕組みのため、サーモスタットが故障すると暖房が効きません。
2. 冷却水の漏れや不足・・・冷却水の交換、冷却水の補充、ラジエーターの交換、ラジエーターホースの交換
サーモスタットが故障していなくても、冷却水が不足していたり、漏れていたりすると、車のエアコンの暖房が効かなくなります。
冷却水は、車に乗っていると徐々に減ってくるものなので、不足しているだけなら補充すれば問題はありません。
エンジンオイル漏れ
エンジンオイルが漏れる原因には、下記のようにいくつか原因があります。
1. オーバーヒート
エンジンのオーバーヒートはさまざまな不具合を招きます。エンジンオイルが異常に高温になることで粘度が低くなるだけでなく、エンジンのガスケットやシール、ピストンリングなどがダメージを受けてエンジンオイル漏れの原因になります。
2. ガスケットの劣化
エンジンのガスケットやシールは経年変化で劣化します。劣化によって割れたりすると、エンジンオイル漏れに繋がります。
3. オイルパンの破損
エンジンオイルはオイルポンプに圧送されてエンジンを循環しますが、その経路の途中にあるオイルパンに蓄えられます。ほとんどの市販車はエンジン下部にこのオイル溜まりを備えており、これがオイルパン。オイルパンは車の低い位置にあります。そのため、走行中に何らかの障害物に下まわりをぶつけてしまうと、オイルパンが破損し、オイル漏れの原因になります。
4. ドレンボルトのシール不足
オイルパンにはオイルを抜き取るためのドレンボルトが備わっています。ドレンボルトは柔らかい金属でできたワッシャーのようなガスケットを挟んでドレンボルトの穴を塞いでいますが、ボルトの締め付けが緩いもしくはきついと、オイル漏れの原因になります。
以上、「よくある車の故障と原因【1】」でした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。