こんにちは。
デザインチームのFです。
これは代表からお伝えいただいた言葉なのですが、
新人や技量が足りていないクリエイターは「一度溺れたほうが良い」です。
これだけ聞くと「え、どうゆうこと、、?」って感じですよね。
私も実際、溺れるまでは分かりませんでした。
今回はこれをテーマに書いていきます。
まず初めに、
シナジーデザインのデザインチームは
現在、4人のメンバーで構成されています。
そのうちの1人はデザイン歴10年以上のプロのデザイナー(リーダー)です。
でも、私を含めて他の3人は歴1~3年以内。しかも、未経験スタートの初心者です。
つまり、プロ1人と初心者3人のチームなんです。
そして、初心者は1人だけでは、世の中のデザインの基準に達する制作物を作れないので、
リーダーに相談をして、どこが悪いのかを指摘いただいて、指摘された部分を修正する。
時には、最後の仕上げはリーダーに任せる。
といった、仕事の仕方が身に付いてしまっていました。
困った時は助けてもらう。というのが当たり前になっていたんですね。
なので、考えるチカラも弱くなり、差し戻ったら思考停止になって
何度も同じ指摘を受けるという状態になっていました。
でも、もちろんこのままではダメです。
なので、少し前からデザインチームの初心者3人を今年の12月までに1人前にするために、
これまでの体制を変えることになりました。
体制を変える
1つ目は、タスクを担当制にすることです。
デザインチームといっても、タスクの種類は様々で
デザイン以外にライティングやコーディング、クライアント様のホームページのメンテナンスなど、その他業務も
対応します。
これまでは、1週間のタスクでそれぞれが、まんべんなく上記のタスクを対応していました。
ですが、体制変更後は、それぞれ担当を決めて対応することになったんです。
そして現在、私はデザイン業務全般を対応しています。
これはローテーションで、次はAさんがデザインで私がライティングなどと、変わっていく予定です。
2つ目は、上司が部下への承認依頼に対して、
「承認」もしくは「差し戻し」のみで差し戻しの際は詳細を伝えないということです。
これは、新人育成のために代表や上司が考えてくださった体制なのですが、
これまで助けてもらうのが当たり前になっていたため、
「どうしたら良いか分からない」・「1人で仕上げることができない」
「私はこの仕事に向いていないんだ」
といった思考停止&ネガティブ思考になることが多くなっていました。
そんな状態では、もちろん良いデザインなんて作れるはずがなく
指摘も増え、「もう無理だ…」となっていました。
これはつい、2.3週間前のことです。
でも今は、その状態からは少し復活できたと思います。
復活できた理由は「一度溺れたから」(もう無理だ…という状態になったから)だと思います。
溺れて、そのまま溺れきってしまうと、それは=退職(デザイナーを辞める)と
いうことになります。
でも溺れても、なんとか生き残るために、しがみつけば復活できます。
溺れきらないように代表や上司にケアしていただきながらも
自分でも何とかしようと、少し難易度の高いトレースをしたり、過去の制作物やトレースを
見直したり、参考になる画像やチラシを集めたりなど、、やったことは単純ですが
これは溺れてなかったらしていなかったことです。
なので、冒頭にも記した通り、
新人や技量が足りていないクリエイターは「一度溺れたほうが良い」です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。