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2022年8月1日

一度溺れたほうが良い

こんにちは。
デザインチームのFです。

これは代表からお伝えいただいた言葉なのですが、
新人や技量が足りていないクリエイターは「一度溺れたほうが良い」です。

これだけ聞くと「え、どうゆうこと、、?」って感じですよね。
私も実際、溺れるまでは分かりませんでした。
今回はこれをテーマに書いていきます。

まず初めに、

シナジーデザインのデザインチームは
現在、4人のメンバーで構成されています。

そのうちの1人はデザイン歴10年以上のプロのデザイナー(リーダー)です。

でも、私を含めて他の3人は歴1~3年以内。しかも、未経験スタートの初心者です。
つまり、プロ1人と初心者3人のチームなんです。

そして、初心者は1人だけでは、世の中のデザインの基準に達する制作物を作れないので、

リーダーに相談をして、どこが悪いのかを指摘いただいて、指摘された部分を修正する。
時には、最後の仕上げはリーダーに任せる。

といった、仕事の仕方が身に付いてしまっていました。
困った時は助けてもらう。というのが当たり前になっていたんですね。

なので、考えるチカラも弱くなり、差し戻ったら思考停止になって
何度も同じ指摘を受けるという状態になっていました。

でも、もちろんこのままではダメです。
なので、少し前からデザインチームの初心者3人を今年の12月までに1人前にするために、
これまでの体制を変えることになりました。

体制を変える

1つ目は、タスクを担当制にすることです。

デザインチームといっても、タスクの種類は様々で
デザイン以外にライティングやコーディング、クライアント様のホームページのメンテナンスなど、その他業務も
対応します。

これまでは、1週間のタスクでそれぞれが、まんべんなく上記のタスクを対応していました。

ですが、体制変更後は、それぞれ担当を決めて対応することになったんです。

そして現在、私はデザイン業務全般を対応しています。
これはローテーションで、次はAさんがデザインで私がライティングなどと、変わっていく予定です。

2つ目は、上司が部下への承認依頼に対して、
「承認」もしくは「差し戻し」のみで差し戻しの際は詳細を伝えないということです。

これは、新人育成のために代表や上司が考えてくださった体制なのですが、
これまで助けてもらうのが当たり前になっていたため、

「どうしたら良いか分からない」・「1人で仕上げることができない」
「私はこの仕事に向いていないんだ」

といった思考停止&ネガティブ思考になることが多くなっていました。

そんな状態では、もちろん良いデザインなんて作れるはずがなく
指摘も増え、「もう無理だ…」となっていました。

これはつい、2.3週間前のことです。

でも今は、その状態からは少し復活できたと思います。
復活できた理由は「一度溺れたから」(もう無理だ…という状態になったから)だと思います。

溺れて、そのまま溺れきってしまうと、それは=退職(デザイナーを辞める)と
いうことになります。

でも溺れても、なんとか生き残るために、しがみつけば復活できます。

溺れきらないように代表や上司にケアしていただきながらも
自分でも何とかしようと、少し難易度の高いトレースをしたり、過去の制作物やトレースを
見直したり、参考になる画像やチラシを集めたりなど、、やったことは単純ですが

これは溺れてなかったらしていなかったことです。

なので、冒頭にも記した通り、
新人や技量が足りていないクリエイターは「一度溺れたほうが良い」です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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