こんにちは、システムチームのKです。
私は今サブマネージャーという役職についていますが、
その役職に就く以前から、
「思考停止している」
という指摘を受けることがあります。
なぜ、思考停止状態になるのかについて、
上司に自分の問題を整理していただいた際、
わかったことがあるので、
ホットなうちに言語化しておこうと思います。
結論から言うと、
「最初に頭に浮かんだ言葉を飲み込む」から
です。
最初に頭に浮かんだ言葉を話すと、
「怒られる」
「指摘される」
「否定される」
と考えているからなんですね。
構造は以下の通りです。
①相手が話を終える →
②話すことを考える →
③でも指摘されるからこれは言葉に出してはいけない… →
④別の言葉を考える →
③~④をループ →
⑤「はい」「わかりました」などの言葉
これでは、コミュニケーションのレスポンスも悪く、
③~④でループしっぱなしなら
思考停止状態になることも当然です。
コミュニケ―ションとは本来なら、
①相手が話を終える → ②自分の意見を話す
①②の繰り返しのはずです。
そもそも、
怒られたり、否定される言葉が浮かぶこと自体が問題なのですが、
これは、
「自分と会社の【正しい】が一致していない」から
起こることです。
自分は、自分の正しいを基準に考えますが、
上司は、会社の正しいを基準に考えます。
そしてこの場合優先されるものは、
「会社の正しい」
です。
当然ですね。
各々が自分の正しいで考え動いては、
崩壊してしまいます。
「自分の正しい」は、
これまでの人生で形成されてきたものなので、
簡単には変わりません。
自分の場合は、自分の正しいが
「とにかく自分のストレスを減らすこと」
になっていたので、
怒られたり、否定されるような言葉が浮かんだときは
飲み込んでいました。
なぜなら、怒られる、否定されることは
ストレスがかかるからですね。
しかし、ウチの社長の言葉を借りて言うと
「頭に浮かんだもんはしゃーない」
最初に浮かんだ言葉は、
間違いなく自分の本心や事実です。
それをひっこめて、
「怒られない」ように別の言葉に置き換えて話すと、
自分の本心ではないことやウソを話すということになります。
すると、本心ではないことやウソをベースに話が進み、
どんどん話がおかしな方向に進んでいきます。
結局、「はい」や「わかりました」など
怒りも否定もされない言葉に変えて発することになります。
自分が思考停止になることも、
失敗やミスをしてしまうことも、
根本は
「最初に頭に浮かんだ言葉を飲み込む」から
起こっていることです。
最初に頭に浮かんだ言葉を隠さず話して、
自分と会社の【正しい】がずれている部分を明確にし、
正しいを合わせることで問題を解消できると考えています。