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2022年7月15日

頭に浮かんだ言葉を飲み込むから「思考停止」になる

こんにちは、システムチームのKです。

 

私は今サブマネージャーという役職についていますが、

その役職に就く以前から、

「思考停止している」

という指摘を受けることがあります。

 

なぜ、思考停止状態になるのかについて、

上司に自分の問題を整理していただいた際、

わかったことがあるので、

ホットなうちに言語化しておこうと思います。

 

結論から言うと、

「最初に頭に浮かんだ言葉を飲み込む」から

です。

 

最初に頭に浮かんだ言葉を話すと、

 

「怒られる」

「指摘される」

「否定される」

 

と考えているからなんですね。

 

構造は以下の通りです。

 

①相手が話を終える →

②話すことを考える → 

③でも指摘されるからこれは言葉に出してはいけない… →

④別の言葉を考える →

③~④をループ →

⑤「はい」「わかりました」などの言葉

 

これでは、コミュニケーションのレスポンスも悪く、

③~④でループしっぱなしなら

思考停止状態になることも当然です。

 

コミュニケ―ションとは本来なら、

①相手が話を終える → ②自分の意見を話す

①②の繰り返しのはずです。

 

そもそも、

怒られたり、否定される言葉が浮かぶこと自体が問題なのですが、

これは、

「自分と会社の【正しい】が一致していない」から

起こることです。

 

自分は、自分の正しいを基準に考えますが、

上司は、会社の正しいを基準に考えます。

 

そしてこの場合優先されるものは、

「会社の正しい」

です。

 

当然ですね。

各々が自分の正しいで考え動いては、

崩壊してしまいます。

 

「自分の正しい」は、

これまでの人生で形成されてきたものなので、

簡単には変わりません。

 

自分の場合は、自分の正しいが

「とにかく自分のストレスを減らすこと」

になっていたので、

怒られたり、否定されるような言葉が浮かんだときは

飲み込んでいました。

 

なぜなら、怒られる、否定されることは

ストレスがかかるからですね。

 

しかし、ウチの社長の言葉を借りて言うと

「頭に浮かんだもんはしゃーない」

 

最初に浮かんだ言葉は、

間違いなく自分の本心や事実です。

 

それをひっこめて、

「怒られない」ように別の言葉に置き換えて話すと、

自分の本心ではないことやウソを話すということになります。

 

すると、本心ではないことやウソをベースに話が進み、

どんどん話がおかしな方向に進んでいきます。

 

結局、「はい」や「わかりました」など

怒りも否定もされない言葉に変えて発することになります。

 

自分が思考停止になることも、

失敗やミスをしてしまうことも、

根本は

「最初に頭に浮かんだ言葉を飲み込む」から

起こっていることです。

 

最初に頭に浮かんだ言葉を隠さず話して、

自分と会社の【正しい】がずれている部分を明確にし、

正しいを合わせることで問題を解消できると考えています。

 

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