序文
マーケティングチームのSです。
スキルアップのために、代表のお話やブログ、ここ3カ月で読んだ書籍からヒントを得て記載したいと思います。
なぜスキルアップは必要か?
生き残っていくため。赤字人材からの脱却です。
そもそも、スキルアップについて考えるきっかけになったのは、
半年ごとの希望等級の提出時です。
今のままの能力で、緩やかな成長でいいと考えていました。
現在日本の状況、先進国の平均以下の給与や物価の低さについて、
また、近い将来のスタグフレーションについて何もわかっていませんでした。
まだマシな、今のうちにビジネスマンとして、生き残っていける力が必要と自覚した流れがあります。
当たり前ですが、何もせずに成長することはないです。
でも、自分を含む多くの人は成長のための努力を怠ってしまいます。
最初に、問題を分解してみたいと思います。
問題点
考えている問題点はいくつかあるので、箇条書きで列挙します。
・スキルアップの必要性を理解していない
・行動を具体化していない
・家に帰ってからできない
・朝も起きられずにできない
・休日家で行わない
・気づいた課題が放置される
今回はこれらの問題に対して、
「人は緊急性の高い目の前の課題にしか集中できない」
という仮説を使って分析したいと思います。
参考にしたのは、以下の書籍です。
『いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学』
タイトルに「時間がない」とあるのでタスク管理系の印象ですが、実際は貧困問題がテーマです。
ただ、金銭だけではない、時間や食欲などを包括した「欠乏」に視野を広げています。
緊急性の高いことに囚われる
なぜ、貧困層は借金を繰り返すのか?
金銭・時間がない人は、目の前の金銭の欠乏に意識が集中してしまい、
それ以外の事柄への処理能力が低下する。
なので、目の前の借金を返すだけで、未来のための貯蓄という処理は行われない。
つまり、緊急性の高い現在の課題に処理能力が囚われて、必要な未来への行動が失われると言えます。
これは、貧困だけでなく、時間不足、ダイエットなど、何かが欠乏するあらゆる状況で認められるという内容です。
欠乏をもとに、分析
目の前のことに意識が取られる前提で、起きている問題点を分析してみます。
・家に帰ってからできない
・休日家で行わない
→休息の欠乏に集中してしまう
・朝も起きられずにできない
→眠気の欠乏に集中してしまう
・気づいた課題が放置される
→他の緊急性が高いタスクが優先される
以上のように、緊急性が高い事柄や、目の前の欲求に意識を取られることが原因と言えます。
では、どうすれば対処できるかも考えていきます。
解決策
目の前のことに集中してしまう、
その特性を覆すのではなく、逆に利用する解決策を考えます。
リマインダーを活用
目の前のことに意識が取られるのであれば、
行うベストなタイミングは、課題を感じたタイミングです。
ですが、スキルであれば、一定の時間が必要ですし、
重要だが、緊急ではない課題は、その場で取り組まれないことが大半です。
そのため、再度目の前の事柄にする必要があります。
解決する最適策は、
ベタですが、リマインダーでしょう。
休息に意識が取られるのであれば、
予めリマインドするよう、意識が取られる食後のタイミングに設定する
といった方法です。
集中力も意識する
自動的な緊急化と、もう一つ必要なのは集中力を意識することです。
『神・時間術』が非常に参考になりました。
体力と同じように、集中力には波がある。
同じ時間でも、集中力に応じて、
作業効率が2倍にも、
または、半分以下になることもある、という内容です。
確かに、僕も読まないといけないと思いつつ、仕事終わりに本を読もうと思ったら、
普段の1/3の速度でしか読めない、、、ということもあります。
なので、作業に必要な集中力に応じて、行う内容を配置した方が効率的で、ストレスも少ないです。
負荷が少ないものとして代表的なのは、視覚、聴覚で理解できるもの。
聞くだけでもできること
・Audio Book
・Kindleの読み上げ
・録音を聞く
見るだけでもできること
・動画を見る
・マンガでわかる〇〇系など
といった内容になります。
逆に、集中力が必要なこととしては、
・本を読むこと
・アウトプットに落とし込む
があります。
これらは朝の脳のゴールデンタイムを利用することで、
効率よく学ぶことができます。
以上になります。
特に、リマインダーの活用で、スキルアップの時間を増やしていきたいと思います。