はじめに
初めまして。
4月からシナジーデザインで働いている、プログラマーのTと申します。
今回は、働き始めてからずっと自身の課題としてある、
遅延報告について、自戒の念を込めて書きます。
遅延報告は質問・相談を兼ねている
これは先日、自分の上司に言われたことです。
文脈を大幅に省略していますが、
要約するとこのように言われました。
自分はこの言葉で、
遅延報告をすることへの抵抗が少なくなりました。
それまでは、遅延報告はしんどいものという認識が少なからずありました。
できないことを認めて、そのうえ、上司から指摘されるからなるべくやりたくない、
代表ブログや社内ノウハウに書いてある遅延報告の意義を頭では理解しているけど、
心がついていかない。
やりたくない。
そんな心情があったため、時間が過ぎても、遅延報告せずにいました。
そんな自分に突き刺さったのが、
遅延報告は質問・相談を兼ねている
ということ。
よく考えればわかることで、
遅延報告は、なぜ遅延しているか、
どこで詰まっていて遅延していますと自分が行っているタスクの現状を伝えること
その時点で自分の前に立ちはだかっている問題を報告しているわけです。
そうして、タスクの進捗と、解決できない問題を報告すると、
上司・先輩の手助けを得られる。
時間を奪うことを恐れる
上司・先輩の時間を奪うわけにはいかないと考えてしまいますが、そういう場合は
上司・先輩なら1時間で終わるタスクに自分は4時間かけて、しかも遅延してしまうというような状況の重大さを忘れています。
プロとして働く以上、納期までに100%のクオリティのものをつくらなければなりません。
そのためなら、どんな手段を使ってもいいわけです。
ですから、上司・先輩の時間を5分、10分いただいて、それで問題が早急に解決するならば、そうするべきだと思います。
特に自分のような新人のうちは、できないことをまわりも想定しているので、
遅延報告をして、わからない点、できない点の共有を行い、手助けをしてもらって
納期に間に合わせるというような動きをすることが大事だと感じました。
遅延報告は難しい
こんなもっともらしいことを書いていますが、まだ自分は遅延報告がうまくできていません。
様々な原因が考えられますが、やはり自分でなんとかできるかもと思い、粘ってしまうところがあるように思います。
希望的観測と、タスクの難易度の見誤りによって生じる錯覚にとらわれている状態といえます。
その錯覚は、難しいタスクをしっかりと難しいと実感することで取り除かれるものです。
自分が取り組んでいるタスクは難しいものである。
そして自分はそれに手も足も出ない。
だけど時間内に終わらせないといけない。じゃあどうするか。
できる人に頼るしかない。
自分はあまたの遅延報告と、上司・先輩のサポートを受けてきて、ようやくそのことを実感し始めました。
その実感が行動に移っていくまでには時間がかかりそうですが、うまく行動できるように、
努力と試行錯誤を重ねます。
そうして、ようやく、自分のことだけじゃなくて、まわりのこと、会社のことが見えてくるのかなと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。