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2021年5月17日

VPSを使ってみたので思った事を書いてみる

つい先日、自宅で自前のVPSをカスタマイズしていたところ、
ミスって元の状態に戻せず泣く泣く全データ削除、OS再インストールした K です。
 

今回はプライベートでVPSを触った感想を書いてみようと思います。
 

VPSは、Virtual Private Server の略で、その名の通り、仮想のプライベートなサーバです。
 

レンタルサーバとの違いは、自由度です。
 

root権限という、そのサーバを自由にいじれる権限を持っているので、
サーバに好きなOSやミドルウェアをインストールすることができます。
 

その代わりに自分でいろいろと設定をしないといけないので、
難易度は跳ね上がります。
 

自分はこちらを参考にしてVPS内に環境を構築しました。
~ネコでもわかる!さくらのVPS講座~
https://knowledge.sakura.ad.jp/7938/?_ga=2.157431289.219125368.1621231466-179633578.1551856401
 

普段の業務ではめったに触れない部分なので、勉強になるよとアドバイスを受けて
自分でもチャレンジしてみました。
 

VPSはレンタルサーバ並みの低価格なので、
ドメインや初期費用を含めても、2~3,000円くらいで始められます。
 

レンタルサーバのコンパネ最高!文句ばかり言ってごめんなさい

 

レンタルサーバの管理画面を見たことがある人ならわかると思いますが、
SSL証明書を登録しようとしたら、
 

リンクをクリックして、フォームに入力して、あとは待つだけ…
 

ですよね。
 

でもVPSには最低限のコンパネしかなく、SSLを適用するリンクもありません。
 

コンソール(いわゆる黒い画面)から、
英文や意味の分からないコマンドと格闘しながらSSL化します。
 

レンタルサーバのコンパネが遅かったり、わかりづらかったりすると
「なんやねんこれ!」と文句ばかり言ってましたが、
 

ごめんなさい。
 

裏でこんなややこしいことしてたんですね…
 

それを知れただけでも大きな収穫だと思います。
 

学んだことは業務に使えるか

 

正直すぐに使う場面はないと思います。
 

理由ですが、
 

今のところレンタルサーバで十分
 

これにつきます。
 

レンタルサーバでもできることをわざわざVPSを使って、
自分で設定するコストをかけてまでやる意味はありません。

 

PHP5.Xをどうしても使いたいときとか、
特定のミドルウェアをインストールしたいとか、
そういう時はVPSも候補として挙がります。
 

PHPの例だと、
今現在もPHP5で動かしているシステムやサイトがあるので、
そのメンテナンスのためにどうしてもPHP5の環境は必要なんですね。
 

ただ、PHP5は公式のサポートが切れているので、新規でレンタルサーバを契約すると、
インストールできるPHPバージョンの選択肢に出てこないことが多いです。
 

もうPHP8も出ているんだし、さっさとPHP7を使え!と言われればそうなんですが、
5⇒7に変えるコストもかかるので、
自分で好きなバージョンのPHPをインストールできる環境は重宝します。
 

勉強にはなるけど、業務で使うにはまだまだ知識不足

 

コマンドの意味もちゃんと理解しないまま、おまじない感覚で使ったりしているので、
ちょっとでも例外が出たときに対応が出来ません。
 

でもちゃんと使えるようになれば、
AWSなどのクラウドサーバにもチャレンジできるようになるので、
取り扱える業務の幅は広くなりますね。
 

引き続き、自前のVPSでいろいろ試してみて知見を得て、
業務に活かせるよう頑張ります。
 

と意気込んだのは良いものの、
昨日(正確には今日の2時)、自前のクラウドストレージを作ろうとしているときに環境をぶっ壊してしまったのでした。トホホ
 

こういうのをやりたかった…
https://www.kagoya.jp/howto/vps/nextcloud/

また、チャレンジします。

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