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スタッフブログ

2023年3月22日

問題が後から湧き出てくることはない

こんにちは、システムチームのKです。

 

ウチの会社では「仕事」とは、

誰かの問題を解決して、お金を支払っても良いレベルまで喜んでもらうこと

と定義しています。

 

今回のブログでは

問題の解決

という部分にフォーカスをあてて、

自分が「問題の解決」をするにあたって、

間違った考え方を持っていたという内容について書いてみたいと思います。

 

それがこのブログのタイトルにも書いている通り

問題が後から湧き出てくる」という考え方です。

 

例えば、

レンタルサーバーでシステムを動かすときに

一通り実装が終わった後、システムからメールを送ろうとすると、

このレンタルサーバではメールアドレスの提供をしていないということがわかりました。

 

ここで発生した、「メールアドレスの提供をしていない」という問題は

後から湧き出てきた問題」でしょうか。

 

ちゃんと仕事ができる人は、

事前に予測して、メールアドレスが作れるか否かを調べておくでしょう。

だから、仕事ができる人にとっては、この問題は最初から分かっていた問題です。

 

ですが、そうでない人は、

調べずに突っ走ってしまい、いざメールアドレスを作ろうとしたときに作れないことに気づきます。

 

この時、予測していなかった問題が起こった = 後から湧き出てきた問題

と考えます。

 

自分もその傾向があるのですが、

問題が発生したときに、パニックになり、思考停止状態に陥ることがあります。

準備していないことに、即座に対応策を出すなんてことはほとんど不可能です。

準備していないからパニックになるんです。

 

問題への対応策を準備していれば、パニックにはなりません。

 

仕事ができる人は、

決してパニックや思考停止にならないタイプの人なんかではなく、

起こりうる問題をあらかじめ予測して対応策を準備している人なんですね。

 

人は誰でも「考える」ことができます。

つまり誰でも仕事ができる人に成長することは可能です。

 

ただ、予測できることの多さや、対応策の豊富さは、

経験やスキルによって増減するものです。

正しい上司の力の借り方は、これらの「差を埋めていただく」ために使うものです。

答えを聞いたり、手順を1から10まで教えてもらうことではありません。

 

 

基本的に、

実装をはじめてから予測していなかった問題が発生した、なんてことは大きなミスです。

その時に、「事前に予測しておかなければならない問題を見落としたことが原因だ

が正しい考え方なんです。

 

 

どういう考え方であれ、問題には対応しないといけません。

でも決定的に違うことは、

事前に予測しておかなければならない問題を見落としたことが原因」と

考えれば自責で問題に向き合うことができます

 

 

仕事は問題解決の連続です。

問題はストレスの原因そのものです。

だから問題を解決することは、ストレスを一旦受けて、向き合うことになります。

 

喜んでストレスを受けたいと思う人はいないと思いますが、

ストレスを受ける選択肢しかないのであれば、その量は少ない方がいいです。

 

仕事ができる人とそうでない人の違いは、

ストレスを受けるタイミングです。

 

できる人は仕事の最初に受けます。

それが、起こりうる問題を事前に予測して対応策を考えることです。

 

できない人は、ストレスを受けるタイミングを後回しにします。

問題が起こるまで考えないようにすることです。

 

結果的にどちらがストレスが多くなるかというと、後者です。

猶予が少なく、問題解決の難易度が上がっているからですね。

また、自分だけでなく、上司や会社にも余計にストレスを与えることになります。

だから絶対に前者の方がいいんです。

 

それを理解すれば、

ちゃんと仕事ができる人に一歩近づけるのではないかと思います。

 

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