こんにちは
プログラマー / システムチームマネージャーのAです。
この4月で入社から6年が経ちましので、現況をまとめます。
新入社員のスキルアップの参考になれば幸いです
(1)スキルセット → 大体なんでも出来ます
求人ページにあるフォーマットで採点します。
100点満点のやつです。
100点の基準は
「その技術に関して、分からないことが一切ない状態」
とします。
【HTML】75 / 100
マークアップできない、という事は一切ないです。
セマンティック性は並程度。
【CSS】60 / 100
再現出来ないスタイルは基本的にありません。
アニメーションも大丈夫。
クラスの命名が、プログラミングに比べると下手ですね。
【JavaScript】40 / 100
ES6と流行のFWを考慮すると、この程度かなと思います。
【jQuery】95 / 100
たぶん、出来ないことは一切ないはず。
知らない知識が断片的にあるので、-5点。
【PHP】70 / 100
PHP7系とFWがイマイチ。
比較的すぐ適応できるけど、知識が少ない。
PHP5系のフルスクラッチなら何でもこいです。(まず無いですが…)
【MySQL】60 /100
実務で困ることは無いですが、
上辺だけ理解している感じがするのでこの程度。
まとめると
プログラミングに関しては、何が来てもある程度は大丈夫。
という感じです。
(2)実務の状態 → 大変なことばかりです
(1)で書いたスキルセットからすれば
何事もスムースに出来そうな雰囲気がありますが
全然そんなことないですね。
スムースに、思い通りできたな~って事って2,3割くらい。
残りの7割は悩みながら、何とか進めている感じ。
何が言いたいかというと
プログラミングスキルだけではうまくいかない ってとこです。
プログラミングスキルが解決する問題はごく一部に過ぎませんでした。
(3)問題解決能力 が必要でした
問題解決能力 というとざっくりしすぎなので
シナジーデザイン風に言い換えると
「曖昧な問題を明確化して解決する能力」
という感じです。
プログラミングスキルがいくら高くても
曖昧な問題を曖昧なまま、完全解決することは不可能に近い。
むしろ
曖昧な問題を明確にする能力がある程度あれば、
プログラミングスキルはそこそこでも、
多くの問題を解決することが出来ると思います。
うまくやれると思います。
(4)まずは、曖昧さを受け入れることから。
これは自分も経験したことですが
問題解決能力が低いうちは、
曖昧な問題を認識する事自体にストレスが発生します。
問題を、無かった事にしようとします。
「それって駄目なんですか」
「大した問題じゃないですよね」
的なやつ。
全て丸く収まるんならそれでもいいですが
さっきも書いた通り、まず無いんで諦めてください笑
なので
曖昧さを明確化できる / できない
は一旦置いておいて、
とりあえずは
曖昧さを受け入れましょう。
面倒くさそうな問題に、真正面から向き合ってみてください。
向き合えさえすれば、あとはどうにかなります。
実際、どうにかなりました。6年間を経て、そう思います。