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2020年11月12日

レイヤー管理をしっかりして、業務効率アップ【Photoshopノウハウ】

こんにちは、今日デザインチームからプログラムチームに異動したK川です。

本来なら、プログラムや新チームでの心構えについて書くところだと思うのですが、
デザインのことで準備していた話があるので、
今回はそれについて書こうと思います。

制作のスピードが遅い
ほとんどのデザイナーがぶつかる問題だと思います。

僕も、解決策を考えるのですが、
「Photoshopのスキルを上げる」とか
「デザインの引き出しを増やす」とか
どれも解決に数週間、数か月時間がかかるものばかり
すぐに効果は出せませんでした。

ですが、
最近まとまって画像制作をする機会があり、
これを解決すればスピードアップできるぞ」という
問題点に気づきました。

実際のところ、この問題を改善して、
制作時間を30%削減することができました。

改善することは
レイヤー管理です。

レイヤー構造が複雑化していることが問題だった

画像制作系のソフトにはたいてい、
レイヤーという仕組みがあります。

制作するときは、レイヤーを複数重ねて1枚の画像を作るのですが、
複雑な画像になるとその数は100を超えます。

100にもなると、
レイヤーパネルがごちゃごちゃになって
触りたいレイヤーがどこにあるかを探すだけでも
時間がかかります。

探している時間がとてもムダなので、
それなら、探す必要が無いよう、
常に整頓しておくべきです。

では具体的にどうするか伝えますね。
ちなみに今回の説明ではPhotoshopを使っています。

①テキスト、画像、背景をひとかたまりにグループ化する。

メインキャッチや、画像などを要素のまとまり毎に、
グループ化
します。

これだけで、レイヤーパネルの縦幅を抑えることができ、
目的のレイヤーがどこにあるか探す手間が省けます。

一気にスッキリしました。

②レイヤー名を変える

Photoshopでは
「シェイプ 3」「楕円系 6」「グループ 20」など名前が自動でつきますが、
正直、こんな名前では全く判別がつきません。

レイヤーをダブルクリックすると名前を編集することができるので、
わかりやすい名前に変更します。

③グループに色を付ける

グループを右クリックすると色を選ぶことができます。
視覚的にレイヤーがどのグループに属しているかわかるようになるので、
さらに操作ミスを減らすことができます。

↑では、テキスト系はオレンジ、画像は黄色、背景は赤と分けています。

これらは特別、
本を読んだり、反復練習をしなくても実践できることなので、
すぐに効果があります。

また、レイヤー管理をすることは自分以外にもメリットがあります。

自分が作った画像データは
ほかのメンバーが編集することが多々あります。

もし、レイヤーがごちゃごちゃだと、
他のメンバーがファイルを編集するときにさらに時間がかかります。

せっかく制作スピードを上げるために、元データを共有したのに、
レイヤー操作に手間取って時間がかかるようでは、
本末転倒ですね。

自分だけでなく、チーム全体の効率をアップできるので、
レイヤー操作の無駄を削減して、
スピードアップしましょう。

でも僕今日からプログラムチームなんですけどね!

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