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2016年5月23日

整備工場が直面している自動車保有年数が伸びることでの変化とは?

車検という仕組みと新車の販売計画

車を取り巻く環境に変化が見られています。

新車を購入する際は、ディーラーや各代理店にて車輌を購入し、新車購入から3年後に1回目の車検を受ける流れとなります。

新車購入から車検までの間は、定期点検やオイル交換などの点検・整備をしっかり行い、車の安全を保ちながら日々車に乗られていることだと思います。

また、2回目の車検はというと、1回目の車検を受けてから2年後の、新車購入から5年後に受ける必要があります。

新車の各モデルのモデルチェンジは、だいたい4年に1回のペースで行われると言われており、1回目の車検を受け、2回目の車検を受けようか迷われている人に向けて、新モデルの提案ができるタイミングにモデルチェンジが行われています。

しかし、最近では車の性能向上による壊れにくさや、景気の後退などにより車の保有年数が伸びているという結果により、車の乗り換えタイミングにも変化が見られるようになったと言われています。

車の保有年数は 4.54年 → 8.13年 に伸びている!?

昭和60年の車の保有年数は4.57年だったが、平成26年では8.13年まで伸びています。

約2倍の保有年数になっている状況で、保有年数は年々右肩上がりで推移しています。

車検時期に当てはめてみると、昭和60年の場合は新車を購入して1回目の車検と2回目の車検の間に乗り換えるというサイクルとなっています。

ただし、平成26年の場合は1回目、2回目、3回目と車検を受け、4回目の車検の前に乗り換えるというサイクルに変化しているということが言えます。

新車販売台数の減少であったり、保有年数の増加であったりと、新車販売を取り巻く環境には、10〜20数年前と比べ大きな変化が見受けられるというのが現状です。

ホームページでできる取り組みは?

以前、WEBマーケティング講座の研修にご参加いただいたきました指定工場の社長さまがおっしゃっていたお言葉で、

「ディーラーと変わらない整備が、ディーラーよりも安く受けてもらえるだけどな」

と、おっしゃっていました。

車検を出そうと考えているユーザーの大半は、ディーラーで受けれる車検と、それ以外で受けれる車検の違いがどう違うか?や、車検の料金の仕組み(実は法定費用などの部分が大半である)自体がそもそもわかっていない場合が多いということを分かった上で、情報配信していく必要があると感じました。

写真や見出し、テキストを適切に使用し、ユーザーに対して違いや良さに気付きをあたえてあげることで、値段以外の価値を感じてもらえるようになるのではないでしょうか?

・家の近くでディーラーと変わりない整備が受けられるなんて知らなかった。
・料金が実はこんな風にかかっているなんて知らなかった。
・料金の安い、高いの違いには、実は整備内容にこんなにも違いがあったなんて知らなかった。
・初めてなのに街の整備工場さんで車検を受けても大丈夫だと知らなかった。

などなど、ユーザーは車検についてよく知らないが、車検を受けないと車に乗れないから受けているという感覚で、車検を受けているケースが大半だと思うので、まずは自社の車検サービスの他社との違いや良さに気付かせてあげることが重要な施策となるのではないでしょうか?

ホームページという媒体は受け身型の媒体です。

お客様自身が情報を取りに訪問してくれる場所なので、良さや違いへの気付きを与える場としては最適だと思います。

料金の詳細、サービス内容の詳細、時間の詳細など、自社では当たり前としていることが、ユーザーにとっては魅力的な事である可能性も大いにあり得ます。

ホームページに訪問してくれたユーザーに対して、適切なご提案ができるよう、自社の取り組みがしっかりとホームページに反映できているか?(お客様目線で)を一度チェックしてみてください。

変わり行く新車販売事情や、アフターマーケット市場の中で、改めて原点に戻り、自社が持つ強みを適切にアピールすることが、集客をする上でとても重要なのかもしれません。

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