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2016年5月23日

軽自動車離れが進んでいる?今後の軽自動車の動向は?

軽自動車税が7,200円〜10,800円に引き上げの影響

軽自動車の新車販売台数や、保有台数シェアがどのように推移しているかご存知でしょうか?

2015年度の軽自動車の販売台数は約181万台で、全自動車の約494万台に対してのシェアは約37%でした。

2014年度は軽自動車のシェアは約41%、2013年度は約40%となっています。

ここから見えてくるのは、軽自動車の販売台数が減少している実情です。

消費税増税の増税も影響しているでしょうし、2015年度から軽自動車税が引き上げられたことも影響しているのではないでしょうか?

以前までは7,200円であった軽自動車税が、10,800円に引き上げられ(3,600円の値上がり)ました。

軽自動車の購入を考えるユーザー心理として、維持費というのは大きなシェアを占めることだと思いますので、多かれ少なかれ影響を及ぼしているのではないか?と考えられます。

軽自動車からコンパクトカーのハイブリッド車に移行?高速での制限速度引き上げ方針?

新車販売ランキング(普通車と軽自動車混合順位)の上位ですが、

2016年1月
1位 プリウス 21,036台
2位 タント  15,200台(軽)
3位 N-BOX 13,754台(軽)
4位 デイズ 13,152台(軽)
5位 アクア 12,720台
6位 シエンタ 9,814台
7位 アルト 8,808台(軽)
8位 ノート 8,335台
9位 ハスラー 7,378台(軽)
10位 フィット 7,291台

と続いています。

今でも根強い販売台数を誇る軽自動車ですが、
タイプ別で見た場合、コンパクトカーのハイブリッド車が多数ランクインされているのがわかります。

上記順位ではプリウスが1位となっていますが、
プリウスが1位になっているのは新型モデルが出た為で、ここ最近ではアクアが1位を独走していました。

ユーザーは、軽自動車と同様に燃費の良いコンパクトカーのハイブリッド車に対してとても関心が高く、実際の販売台数にも如実に結びついているのが見て取れます。

また、高速道路の速度引き上げに関する方針が、警察庁から2016年3月に発表されました。

高速道路の制限速度を段階的に120km/hに引き上げる方針のようで、120km/hで安定した長時間走行を行うには、軽自動車では不安だというユーザー心理も今後どんどん増えていくことが予想されます。

人気車種の新モデルのリリースが鍵となる?

 
軽自動車の人気車種である、ダイハツ「ミラ」やスズキ「ワゴンR」、ホンダ「N-BOX」などのモデルチェンジが行われることで、軽自動車の新型への乗り換えが促進されるかもしれません。

また今後、軽自動車においても技術革新が著しく、さらなる燃費向上や安全性能の高度化が期待されます。

ただし、人口推移など(都道府県別での軽自動車保有台数シェアでは、首都圏は軽自動車の保有台数シェアが他より低い)の外部環境の変化によっては、さらなる軽自動車離れが促進する可能性を含んでおります。

他にも、税制措置の優遇などは引き続き軽自動車は大きなアドバンテージがありますが、その辺りが今後どのように変化していくかなどの動向は、重要な鍵となりそうです。

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