「コンテンツマーケティング」
ここ最近、WEBマーケティングや検索エンジン対策の専門サイトで
頻繁に目にするようになったキーワードです。
コンテンツマーケティングの定義はサイトによって様々ですが
僕らの会社では
”見込み客と検索エンジンが好むコンテンツを作ってアクセスを増やす手法”
だと理解しています。
もっとコンテンツマーケティングを端的にいうと
”良いページを量産すること”
になります。
その理由は
”アクセス数はページ数に比例する”
からです。
最近話題になっているコンテンツマーケティングですが
実はシナジーデザインでは5年ほど前から実施していました。
そして、上記の アクセス数はページ数に比例する という法則を見つけていました。
ページを増やすたびにアクセスが増えた
きっかけは僕らが運営する「車検予約コム」という車検のポータルサイトです。
現在は月間で5万セッションほどのアクセスがあるこのサイトですが
5年前は現在の20分の１の月間2,500セッションほどしかありませんでした。
アクセスが伸びるきっかけになったのは
車種ごとの車検料金ページを量産したことです。
車種ごとに料金がわかるコンテンツがあれば喜んでもらえると考え、
1車種につき1ページを用意したところ、
ページを増やすたびにアクセスが増える
という現象が発生しました。
最初はたまたまかな、と感じていたのですが
増やしたページ数に比例してアクセスが増えていきます。
しかもそのアクセスは月ごとにほとんど変化せずに
安定したアクセスになったのです。
現在、車検予約コムの車種ごとの車検料金ページのアクセスは40,000セッション前後になり
全体の80％のアクセスを稼ぐコンテンツとなっています。
“勝ち組ページ”が全体の50％以上ものアクセスを稼ぐ
上記の車検予約コムのアクセスアップを受けて
僕らが運営する「デキテル」というホームページ作成ツールでも
2年前にコンテンツマーケティングを実施しました。
自動車業界、とくに整備業の方がターゲットでしたので
・車業界のホームページ活用法
・業界の知識
・検索エンジン対策
というコンテンツを中心に 1ヶ月ほどかけて100ページほど作成いたしました。
最初はあまり反応が無かったのですが
半年ほど経ってからじわじわとアクセスが増えだして
2年経った現在は月間約8,000セッションほどと前に比べて3倍になり、
やはり、ページ数を増やすと効果に繋がると実感できました。
ただ、ここで注意すべきことがあります。
アクセスが集まるページはごく一部
ということです。
デキテルで言うと
上位５％のいわば”勝ち組ページ”に総アクセスの半分以上が集中し
それ以外のページは”負け組みページ”としてあまりアクセスが稼げない状況になっています。
自分たちでは自信のあった内容でもアクセス数が全く伸びなかったり、
逆になぜこのページが人気なの？というページにアクセスが集まったりしています。
どれが勝ち組ページにになるかの予想は難しいといえます。
つまり、
一部の”勝ち組”ページにアクセスが集中しやすく、
”勝ち組”ページを狙って作ることは難しい、ということです。
ですので、コンテンツマーケティングを実施する上で大事な心がけとしては、
地道にページを少しずつ増やしていき、ユーザーと検索エンジンにジャッジを委ねるしかない、
と割り切ってマイペースにコンテンツを増やす習慣をつけることです。
デキテルでもこの
アクセスはページ数に比例する
という法則は完全に機能していて、
ページ追加すればするほどアクセスが増加しています。
デキテルで成功されているユーザー様のほとんどは30ページ以上の
コンテンツを作成されています。
逆に外部に委託してホームページを作成すると
1ページいくら、という見積りになりがちで、
最初から数十ページのホームページは作りにくいと思います。
ページ追加の度に費用が発生する外部業者にホームページ運営の全てを任せると、
ページを量産するコンテンツマーケティングは実施しにくくなります。
コンテンツマーケティングを効果的に実施するにはまず
ページ追加に金銭的なコストが発生しないツールやサービスを選ぶのが重要になります。
コンテンツマーケティングのまとめ
・コンテンツマーケティングとは”見込み客と検索エンジンが好むコンテンツを作ってアクセスを増やす手法”
・アクセス数はページ数に比例する
・ページはアクセスが集中する”勝ち組”コンテンツとそれ以外に分かれる
・勝ち組コンテンツは狙って作れない
・毎日、コツコツとページを作成するのが一番確実
・ページ追加に金銭的な負担が無いサービスを選ぶ
長文でしかも文字だけになってしまいました。
40分ほどで一気に書き上げたので誤字脱字もあるかもしれませんが
参考にしていただければ幸いです。
