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2024年9月13日

Webプログラマーという職業と、自分たちの立ち位置

こんにちは

システムチーム マネージャー / プログラマー のAです

 

日常のタスクに追われると

「いまの仕事はどういう仕事なの?」のような

根っこのことを考えるタイミングが無くなりがちです。

 

基本、それで良いと思ってるんですが

部下が行き詰まる感覚があるので、ブログで調整します。

素直に書いたので、すこし暑苦しいかもしれないです。

 

 

プログラマーってどういう職業?

アーティストの特性に近い職業の1つ だと思います。

自分の感覚では、20代で取り組んだ、バンド活動とちょっと似てます。

 

たとえば、、

・成果物が世の中に与えるインパクトが大きい

・ワークとライフの境目が曖昧

・実力によってはステータスの向上が青天井

・メディアの注目も浴びやすい

ですね

 

個人的にも

バンド上がりのエンジニアって比較的多い印象で、

大学の音楽サークルにも、情報系は多かったです。

 

加えて、

プログラマーという仕事には

「スキルの潰しが効く」メリットがあると思います。

 

 

ギター弾くより、PHP書くほうが、人の役には立ちやすい。

自分もバンド上がりなので、まぁ言う資格あるかなと思います。

 

ギターがよく弾けても、なかなか仕事には繋がらないです。

上手い下手の問題というより、

そもそも、スキルの性質的に人の役に立ちにくいです。

 

一方

PHPがよく書ければ普通に人の役に立てます。

Excelの関数を読めるし作れます。自動化も出来ます。

一般の仕事に応用が効きます。

国が推してる「(従来型)IT人材」のラインには届くと思います。

 

しかも

人の役に立つチャンスそのものが多いんです。

ITは多くの人や業界に接点があるので、

チャンス自体が多い。ギターよりは絶対多い。

 

いわば、プログラマーという仕事って

アーティストっぽい仕事と、一般職のいいとこどりな仕事に思います。。

しかも、そういう仕事の、ど真ん中にいます。

 

 

自分たちは、Web業界ど真ん中のプログラマー

当分の間、廃れない技術ばっかり使ってます。

 

Webシステムに関して言えば、

サーバサイド言語のシェアの8割はPHP。

フロントはJavaScript一強。

この2つは、廃れるわけがない。

 

他の採用技術に関しても、、

HTML / CSS,  jQuery, Apache(nginx), MySQL(MariaDB), CentOS(Linux)…

ど真ん中そのもの。個性は無いですが。

 

 

モダン系技術の採用を控えることは多いですが

スキルセット的には深刻に考えなくていいと思います。

・今のブーム自体が、レガシーへのカウンター

・カウンターへのカウンター…で、水物感が強い

・「人材採用のため」に採用する事が多い

・技術を採用すること自体に価値があることも

という状況です。

 

まとめると

地に足の着いた、王道の技術を普段磨いているわけです。

加えて、

自分たちの立ち位置としては、

「作るモノがずっと同じ」というメリットもあります。

 

 

「作るモノがずっと同じ」は大きなメリット。

知らない間に、だいぶラク出来ています。

 

受託で新規開発をする場合、

違う事を、毎回しないといけないです。

システムの存在意義を考える必要がありますし

システムを使う人の思想を探る必要があります。

 

 

一方で自社開発では

同じことをしているので、自然とショートカットする事が多いです。

存在意義やシステムを使う人の思想は

既に言語化されている場合が多く、

考えなくても、探らなくても、自明な事が多い。

(新規の自社開発、となると全然話が違いますが)

 

それでいて

必要なスキルセットも、あまり変わらない、、、

良くも悪くも、効率が良いです。

 

ボヤキになりますけど

そんな環境は、成長を鈍化させる要因の1つになると思います。

 

 

「出来ないプログラマー」への抵抗感は、必要。

よく1人で飲みに行くんですが

プログラマーの人とも知り合いになります。

 

受託開発の人たちが多いですが

だいたいが、スキルへの執着が強い印象です。

出来ない → 案件にアサインされない → 仕事が無い ので

「出来ないプログラマー」像を否定するニュアンスを感じます。

 

だから、よく勉強しておられるイメージです。

技術的な知識の「量」は、多いです。

 

ただ、個人的に、

知識の「深さ」とか、思想の「強さ」では負けちゃダメと思っていて、

そういう意味で、出来ないプログラマーへの抵抗感は自分もあります。

 

同じスキルを使って、

同じシステム作り続けてるんですから、当然じゃないですかね?

それを、自分のモチベーションに変換しています。

 

 

好きになる努力を

手前味噌な話が続きましたけど、

自然に出て来た話ではなくて、考え抜いた話です。

 

大人になると

勝手に何かを好きになることは減った気がします。

それは感覚が鈍るからではなくて

考えてしまうから、衝動的に好きになれないんだと思います。

 

だから、

何かを好きになるには、意図的でないといけない。

その一助になればと思って、長々と書いてみました。

 

、、、

 

長くなったのでまとめると

・アーティストと一般職のいいとこどりをしてて

・その中でもど真ん中の技術使ってて

・1つのことを掘り下げる、効率のよい仕事をしてる

 

というのが、自分たちの立ち位置じゃないかなと思います。

 

 

今週、自分たちの仕事についてMTGする時間とってるんで

一緒に掘り下げてみたいと思います。

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