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2024年5月31日

はい、わかりました。の危険さ

 

こんにちはマーケティングチームのIです。

 

はい、わかりました。とても便利な言葉です。

同時にとても危険な言葉でもあります。

 

上司の言っていることに対して

全て理解できました。と回答しています。

 

上司の頭の中が100%わかりました。と答えているのと同じ

 

理解し、正しく使えていないと

大きなギャップが生まれ、双方にとってストレスとなります。

 

今回は、その理由について記載したいと思います。

 

はい、わかりました。は成長の放棄

 

結論から記載します。

 

はい、わかりました。は、問題を想定することを放棄しているから危険。

 

その場を早く終わらせたい。

音として返答。

分かったつもりになっている。

 

それは、その後に発生する問題の想定を放棄していること。

 

思考回数を減らしてしまい、成長を大きく妨げることになります。

 

結果、

想定ができなくなり、

作業者としてしか仕事ができなくなってしまう。

 

なので成長ができない。

指摘も多くなり、ストレスアウトもする。

 

そんな感じです。

とても危険です。

リスクも高いです。

 

少なくとも、上司との会話で使うのはかなり危険。

 

問題を想定せず返事するので、着手後に問題が起き

遅延の直接的な原因となることがほとんど。

 

そのリスクを分かった上で使用していますか?

 

はい、わかりました。の末路

 

自分でストレス処理ができなくなります。

 

新人の場合

上司が問題を先に明確にしてから着手させるため、問題は起きません。

 

1番発生するのは

こなれてきた半年から1年のタイミング。

 

車の運転とかと同じイメージです。

 

油断して適当に返事をすると

全然理解できていない。

 

なので、多くの指摘を受け、

ミスや意図と違う作業をしてしまい、

ストレス処理ができなくなり、

ストレスアウトします。

 

なぜなら、新人と違い

問題を明確化させることも責任としているから。

 

はい、わかりました。と

問題の想定を放棄するから事故が起きる。

 

想定する試行回数も失われているので

うまくいかない場合の改善も出来なくなってしまいます。

 

報告はスキル関係なく果たせる責任の一つ

 

今のシナジーデザインでは、頭脳労働者として

全社員採用されており、作業者はいません。

 

作業者と頭脳労働者の違い

 

チーム内でのMTGなどは

全員の時間を奪う行為になる可能性もあるので

少なくとも、上司と1対1の時には

はい、わかりました。は禁止。

 

声掛けやMTGは

上司が部下に、強制的に報告をさせる時間作っている意味合いもあります。

 

新人や部下は

上司に正しい判断をさせる情報を報告し、承認を得ること

スキル関係なく果たせる責任の一つ。

 

タスク関係なく、勤務時間中のものに関しては

全て報告する責任があります。

 

問題を想定できれば動きも変わる

 

ただ、報告の前に、何をどのように報告するのかを

考えないと報告はできません。

 

日頃から考えることすら放棄していると
問題と向き合えないので後手になります。

 

問題だけが溢れかえり、
問題の想定もできず、

結果、ストレスアウト。

ストレス処理が追いつかない。

 

想定しながら動くことで、次の問題を想定する癖がつき、

不安度や未達に関するアンテナが養われ、

その結果、問題処理のスピードも上がります。

 

問題が起きてから動くのと、問題を想定しながら動くのは全く別。

 

想定することができれば

問題に対して動き方を変えることができるので

問題を未然に防ぐことができるようになります。

 

新人や部下に発生する問題は

上司から見れば、ほとんどが想定できるものです。

 

まずは、想定する力をつけるために

はい、わかりました。を封印してもらいたいです。

 

 

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