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2024年4月10日

何故、営業をしているのか

こんにちは。マーケティング担当のMです。

先日、営業に関わる情報収集のため、「1億稼ぐ営業の強化書」という本を読んでいました。著者は、野村證券の営業出身で、30歳時点で月600億円の売り上げを上げるトンデモない営業マンだったそうです。その後も、最年少の総合証券会社社長に就任したり、会社を設立したり、と華々しい経歴。もちろん、書かれている営業ノウハウ/テクニックにも、刺激を受けました(内容については後述します)。

前置きが長くなりましたが、率直な一番の感想は、「自分はどうなっていくのか」でした。営業を始めて一年と少し。未来の自分はどうなっているのか。

ちょうど今月、社長と自分の未来について話す機会もあったので、今日はその辺りについて掘り下げてみようと思います。少し話題が大きいですが、、、

5年後?10年後?20年後?

入社して間もない頃に、社長からの指示で、自分の5年後/10年後/20年後の姿を書いたことがあります。当時は、未来のビジョンがかなりぼやけており、1年後ですら「契約数が安定していればいいな」くらいの温度感でした。言わずもがな、3年後や5年後も想像がつかない状態でした。

今は少しばかり改善され、先月に同じテーマで書いた内容は、少なくとも以前よりは具体的になっていました。

しかし、10年を超えると曖昧に。ここが大きい一つの壁になっています。

もちろん、単純に遠い未来だから思いつかない、というのも一つの理由です。が、僕はもっと大きな理由が別にあると考えています。

営業力がつくと○○になる

そもそも何故、営業をやっているのか。

ここが僕の中でまだぼんやりとしています。それが、未来の姿が浮かばない一つの要因だと考えています。元々、志望していたWEBマーケターになるため?会社の売上に貢献するため?もちろん、それもあります。

実際、入社当初に比べて、色々なスキルが少しずつ身についています。ただ、それが自分にとってどんなメリットになるのか。スタートラインに立っている自分と、ゴール地点の自分を別人のように感じています。

今もまだハッキリと言語化はできていません。が、先日の社長との話の中で、ある考えを共有していただきました。

営業をしていれば、3つのものが増える。それは、お金、出会い、情報。

営業は成果で評価される仕事です。当然、売上を上げれば、入ってくるお金が増えます。そして、お客様や案件を通じて出会いが増える。さらに、出会いが増えれば、入ってくる情報も増える。

これだけでもかなりのメリットがあります。加えてもう1点。

メンタルのコントロールができるようになる。

例として挙げていただいたのは、売れている状態。僕たちで言うと、月末に追い込まれて契約数を重ねている時(本来は、月末だけでなくそうあるべきなのですが)。いきなり電話をして、誰かにモノを買ってもらう。ましてや形のないHP。普通の人がやっても成功するはずがありません。

つまり、異常な状態を作る必要がある。テレアポを始めたての新人でも契約が取れたりするのも、スキルのない中で数字を作らなければ、という異常な精神状態だからです。

話は戻って、冒頭で挙げた「1億稼ぐ営業の強化書」の著者も、次のような営業テクニックを実践していたこととして挙げていました。それは、訪問予定先それぞれに合った新聞切り抜きの作成や、見込みの高い先を効率よく回るための情報収集と地図の作成などです。定期的に、ということならまだしも、これを毎日継続していたとのことでした。

このような異常状態をコントロールして作ることができる。営業以外にも役立つ汎用性の高いスキルだと言えます。

営業を続ける意味

営業を続けることで、自分にどういったメリットがあるのか。今回は、人の言葉を借りながら、整理してみました。ですが、これを自分で言語化し、実感することができるようになれば、未来の自分のことも、より鮮明に描けるようになるのではないかと思います。

大きい話題で、まとまっているか定かではありませんが、言語化をしてみる一歩目になったかと思うので、良しとします。

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