こんにちは。
デザインチームのUです。
日々、業務をしていると
上手くいかない事も多々ありますよね。
その時は業務を遂行することを優先して、つい放置しがちになるのですが
そのまま放置していても問題を先延ばしにするだけで、
問題解決にはつながりません。
上手くいかないのは、
何らかの問題を抱えているはずですので、
その問題を分析する必要があります。
今できる事を自己採点
ただただ普通に過ごしていても
人はそういった問題に気付かないようにできています。
苦手分野を分析するのはストレスがかかるので、
本能的に避けたくなるからですね。
そこで、代表から提言をいただき
自己評価シートというものを作成しました。
業務に必要な知識や技術を書き出していき、
各自、それぞれの項目に点数をつけていくというものです。
点数の項目は当初下記のように分類しました。
1点:知らない・理解していない
2点:技術として理解している
3点:技術として使える
4点:クオリティの責任を持てる
5点:ディレクションができる
以上の分類で考えていましたが、
よりシンプルに3段階で分類するよう代表から修正指示があったため、
さらに内容を精査し、下記の分類内容に変更しています。
×:技術として使えない
△:技術として使ったことがある
〇:技術として使いこなせる
それでは具体的に
自身をどのように分析していくか
について書いていきたいと思います。
客観的に評価する
自己評価をする上で重要なのは、
1.評価基準
2.評価方法
上記の2点なのかなと思います。
1.評価基準について
基本的には、会社基準の品質 を 会社基準の時間 を満たした人が
ベースになってくるのかなと思います。
例外として
会社としてこれまで対応したことがない技術 がありますが、
これは新しいプロジェクトが終わった段階で
新たに基準を設定する必要があります。
2.評価方法について
自身を一番フラットに評価するには、
まずは自身を客観視する必要があるのかなと思います。
もし、自分を1人のデザイナーとして見たときに
技術や知識が会社基準のどの地点にあるのか
を1つ1つ丁寧に分析していきます。
主観が入ると「これはやりたくないな…」など
どうしても感情によるブレがでてきます。
ですので、負荷がかかるかもしれませんが、
自身の感情と気持ちを切り分けて、客観的に評価する必要があります。
評価結果を分析
各項目の点数をつけ終わったら
点数をチェックし苦手項目を分析していきます。
恐らくですが
2~3点のものがボリュームゾーンとなり、
数が多くどこから手を付けていいかわからない
となると思います。
ここで重要度と優先度を活用します。
WEBデザイナーを例に書いていきますと
■重要度が高いもの
・ホームページを一人で作るために必要な知識・技術
■優先度が高いもの
・基礎的な知識・技術
・直近・恒常的に使用する技術
この2点から重なる部分が、
重要かつ優先すべき課題になります。
分析結果から施策を設ける
足りていない知識や技術を分析したところで
今度はそれを解消するための施策を考えていきましょう。
シナジーデザインでは、
技術が足りていないメンバーに課題を設けていますので、
その課題内容を精査していきます。
目標を設定し、そこまでに行う施策を決めることで、
課題克服までのプランが立てられます。
目標を決めずに漠然と課題をしていても、
人は弱いので、つい自分な得意な分野を作業でこなしてしまいがちです。
明確に目標を決めることで、課題がより有効なものになり、
成果として却ってくるので、自己の評価をあげることにもつながります。
デザインチームも平均3年目を超えるメンバー構成になっており、
できることが増えてきましたが、課題もまだまだ多いので、
課題へのアプローチ方法のアップデートが急務であると感じています。
まずは自己分析をして、
課題解決に取り組んでいければと思います。