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スタッフブログ

2022年10月20日

古い脳についての所感

はじめに

 

こんにちは

システムチーム/プログラマーのTです。

今回は、古い脳について、整理したいと思います。

まず初めにある文章を引用したいと思います。

 

見えない苦痛が耐えられないレベルに達した人の自殺は、燃えている高層ビルに取り残されてしまって最終的に窓から飛び降りる人のそれと同じである。(中略)飛び降りるのは、そうしたいからではなく、炎に対する恐怖からだ。(中略)飛び降りるのが怖くないわけがない。あなたも逃げる場所がなくて炎が迫ってきたら、それが飛び降りをはるかに超える恐怖だとわかるはずだ。

 

上記は『ヒトはなぜ自殺するのか』という本で引かれている、DFウォレスの小説の文章です。

 

偶然、インターネットで見かけた文章なのですが、

なぜこれを引用したかというと、

古い脳について書いてあるのだと読み取ったからです。

 

古い脳に乗っ取られるとは?

 

誰もが古い脳と戦っています。

誰かにサポートしてもらって打ち勝つことができたり、

戦っても負けてしまい古い脳に支配されてしまうこともあります。

 

古い脳に乗っ取られるとは、ストレスのかかる場から逃げろと電気信号が出ている状態で、

適切な言語化ができず、古い脳の電気信号の言いなりになってしまうことです。

 

つまり

恐怖=ストレスによって、正常な判断能力を失っている状態です。

 

もうだめだという状態の時

 

代表ブログに、

退職はしたくてするものではない

と書いてあります。

この言葉を、

引用した文章の比喩になぞらえて理解するなら、

迫る炎(仕事上のストレス)の恐怖が飛び降りる(会社を辞める)恐怖を上回ってしまったため

仕方なくその選択をせざるを得なかった

ということだと思います。

 

もう耐えられない、

もうだめだという状態で、

思い込みや勘違いをもとに、誤ったロジックを立ててしまい、

結果、飛び降りることを選んでしまう。

 

自分は、常に、燃えている高層ビルで炎におびえ、

飛び降りる選択をするか否かの瀬戸際に立っています。

 

大学を卒業してから1年のブランクがあり、

しかも未経験の状態から、専門職であるプログラムを仕事としている身です。

ですから、時間見積もりが1時間のタスクであっても、

現状、一人で完了まで持っていくことも難しい。

かなり難しいことをやっていて、ストレスがかかります。

なので、いつでも古い脳に乗っ取られて、

飛び降りる選択をしてしまうような危ない状態です。

 

そんな中でも、何とか続けられているのは

代表、上司、先輩のサポートのおかげです。

古い脳に簡単に乗っ取られて、

正常な判断ができなくなった自分をいつも引き上げていただいています。

飛び降りる選択をせずにいられる理由はここにあると思います。

 

つまり、

炎に触れて、それが怖いものではないと知ること、

言語化のサポートをしていただけていること。

 

自分は9月にストレスアウトしてから、

以前よりは強くなったと思います。

 

それは、

代表や上司、先輩の力を借りて、

恐怖の正体を知ったからです。

だから、何とか踏みとどまれることが多くなった。

 

まだまだサポートしていただかないと、

完全に言語化できませんが、

自分は古い脳に支配されやすいこと、

いま古い脳に支配されていると自覚すること、

古い脳によって代表や上司、先輩を敵と思わされていること、

これだけ支えられているのだと知ること

それができているので、

やはり少しは良くなっていると思います。

 

炎への恐怖を克服したと思ったら、

炎の中から新たな恐怖が出てくるでしょう。

そしたら、また飛び降りたくなることは容易に想像できます。

ですが、そこで踏ん張って、

戦うことで、恐怖の正体を知り、

さらに強くなる。

 

まだまだ弱いままの自分は、

戦い続けていくしかないと考えています。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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